Scolipedeの名前の由来・設定考察
もう来週にはDLCなんですね
Scolipede
Pokemon Black Version 2
“It clasps its prey with the claws on its neck until it stops moving. Then it finishes it off with deadly poison.”
詳しい内容は “続きを読む” から。
概要
第五世代で登場した、ペンドラーです。
序盤虫にしてはやや遅めの登場で、進化も『BW』世代では早めながら他世代と比較すると遅い30です。
『BW(2)』の仕様として、体重が150kgを超えると着地時に砂埃が発生するため、その演出も人気に関係しているかもしれません。
隠れ特性ではかそくを持ち、物理面で多様な積み技をバトンタッチで引き継ぐこともできる、意外にも技巧派のポケモンです。
『ZA』ではカラスバの手持ちとして登場し、共々注目されています。
名前の由来
Scolipede (Megapede Pokemon)
Scolopendra “オオムカデ目” + Centipede “ムカデ” と思われます。
Scolopendra は最大のものでは30cmを超えるという大型のムカデです。
聞き馴染みのない日本語名は、この後半部分が相当します。
毒性はそこまで強くなく、わずかに深刻なケースがあるとはいえ、ほとんどの場合は人間の命にかかわらないものだそうです。
とはいえ、温厚なものもいるムカデにしては獰猛な方で、積極的に捕食を行います。
体格が大きいことからかその餌も多岐に渡り、他の虫はもちろん、蛇や蝙蝠などといった大きめの生物すら捕食します。
-pede は「足」を示すラテン語なので、centipede は文字通り「百足」です。
millipede というのがヤスデで、こちらは文字通りだと「百万足」ということになります。
図鑑説明と設定
“It clasps its prey with the claws on its neck until it stops moving. Then it finishes it off with deadly poison.”
“首にある鉤爪で獲物を動かなくなるまで掴む。そして、致命的な毒で止めを刺す。”
そこの突起って意味があるというか、操作できるんですね。
実際のムカデと異なり巻きつけない分、爪を使って獲物を捕らえるようです。
また、頭の角も戦いに用いるそうです。
この角は実際のムカデの頭についている顎肢に相当すると思われます。
触覚や角に見える有毒の器官で、実際には足の一対が変化したものであるそうです。
有毒かつ獰猛で、動きも素早いため、かなり危険生物に入りますね。
Mega Scolipede
Pokemon Legends: Z-A
“Its deadly venom gives off a faint glow. The venom affects Scolipede’s mind, honing its viciousness.”
“致命的な毒は微かな輝きを放つ。毒はペンドラーの精神に影響を与え、獰猛性を高める。”
その特徴的な鎧には何の言及もないんですね。
突撃型の戦法を得意としながら、柔らかそうで大人気の腹部を晒していたためそれを補う変化です。
メガボーマンダと同じく、進化前に持っていた外殻を取り戻すタイプのメガシンカです。
ムカデであるにも関わらず、重装の騎兵のようなデザインになっているのが面白いところです。
素早さが大幅に低下していますが、『ZA』のシステムに限っては問題になりません。
さて、今週のポケモンはペンドラーでした。
虫ポケモンの中でもかなり人気のある一種類なのではないでしょうか。
金属的な鳴き声と共に土煙を上げて登場するのが印象的だったので、またあのような演出が復活してほしいところです。
それでは、来週もまたよろしくお願いします。

