Stunfiskの名前の由来・設定考察
ガラルマッギョの専用特性を覚えている人はいますか
Galarian Stunfisk
Pokemon Shield
“Its conspicuous lips lure prey in as it lies in wait in the mud. When prey gets close, Stunfisk clamps its jagged steel fins down on them.”
詳しい内容は “続きを読む” から。
概要
第五世代で登場したマッギョの、ガラルのすがたです。
ビリリダマ系の擬態枠ですが、アイテムに見せかけるというよりは単に踏むと襲いかかってきます。
能力は原種と全く同じですが、電気を失い鋼タイプになっている他、専用特性・ぎたいでフィールドに対応したタイプになります。
本編では何とも言えない性能ですが、『GO』ではまさかのトップメタになっています。
階級による能力値制限・耐久偏重のバランスなどが味方した結果のようです。
名前の由来
Galarian Stunfisk (Trap Pokemon)
Stun “(心理的に)衝撃を与える” + Fish “魚” + Disk “円盤” と考えられます。
古・高ドイツ語には、fisk 自体が fish の原型となる語として存在したようです。
その後の変化を受けなかったと思われる同系の言語では、現在でも fisk が残っているものもあります(デンマーク語など)。
原種では電気タイプだったため stun “気絶させる” から来ているかと思うのですが、感電に限らない意味のため変種でも十分に意味は通っています。
完全に名前が噛み合わなくなってしまったサンド(氷/鋼)などと比べると、かなり優等生です。
図鑑説明と設定
“Its conspicuous lips lure prey in as it lies in wait in the mud. When prey gets close, Stunfisk clamps its jagged steel fins down on them.”
“泥の中に潜みながら、目を引く唇が獲物を誘き寄せる。獲物が近づくと、マッギョは鋸状の鋼の鰭で挟み込む。”
和訳していて自分でもやや不自然だと思ったのですが、「ながら」の主語は主節と異なっても良いのでしょうか。
最も自然な解釈だと主節の主語(唇が)が主語になってしまう気がします。
多重主語の一つに「マッギョが」がいて、しかも省略されていると取るとかなり苦しい説明になります。
ただ、明示主語の場合は別のものが出てきても全く問題ないはずです(太郎が話しながら、花子が書き取る)。
この不自然さは構文的制約によるものでしょうか、それとも省略の不自然さによるものでしょうか。
「ながらも」にすると若干良くなる気もします。面白いですね。
特にここで結論はないですが、個人的に考えたり調べたりしてみようと思います。
さて、今週のポケモンはガラルマッギョでした。
初見のインパクトの割に記憶には残らない、不思議なポケモンだと思います。
その後に接触する回数も記憶には重要ということでしょうか。
それでは、来週もまたよろしくお願いします。