Pokemon of the Week 271: Tatsugiri

Tatsugiriの名前の由来・設定考察

今年もよろしくお願いします。

Tatsugiri (Droopy Form)
“This Pokémon tricks its opponents by playing dead. It is small and weak, but it uses its smarts to survive.”

Pokemon Violet

詳しい内容は “続きを読む” から。

概要

第九世代で登場した、シャリタツです。

こう見えてドラゴンであり、レジェンドルートで最も難易度が高い表現を得ているヌシです。

その印象の強さを抜きにしても、3つの姿が混在して登場すること、専用特性で合体を行うことといった個性があります。

また、特殊な挙動をする専用特性に反して、意外にも隠れ特性を持ちます。

実際のところ、『SV』きっての出オチポケモンです。


名前の由来

Tatsugiri (Mimicry Pokemon)

竜 + 握り(寿司) と思われます。

メイン画像(泳いでいる姿)からもアイコン(起き上がった姿)からも分かりづらいですが、「寿司に化ける」という常軌を逸したポケモンです。

分類名の mimicry “擬態” も、この性質を表しています。

この行動は実際にゲーム内で観察でき、陸上で主人公が近づくと姿によって異なる姿勢をとってやり過ごそうとします。

こちらのたれたすがたは喉袋を膨らませて(シャリ)、名前の通り体を垂らすようにしてマグロ(赤身)と思われる姿を模します。

未プレイの方がいたときのために弁明しておくと、正月ですが私は素面で至極真面目にこれを書いています。

湖畔の緑の中に突如出現する寿司は衝撃的であり、全世界でシュールな笑いを起こしました。

なお、日本語名の方は「シャリが立つ」と「竜」をかけているものと思われます。


図鑑説明と設定

“This Pokémon tricks its opponents by playing dead. It is small and weak, but it uses its smarts to survive.”

“このポケモンは死んだふりをすることで敵を騙す、小さく弱いが、生きるために知恵を使う。”

高い知能を使って行き着いた生き方は寿司に化けることだったようです。

寿司も一応、魚という広い括りで考えれば死んだふりというのは…まあ…

なお、上記はたれたすがたの説明文であり、力なくうなだれた姿勢をとるためギリギリ死んだふりというのもわからなくはないです。


のびたすがた

Tatsugiri (Stretchy Form)
“It’s one of the most intelligent dragon Pokémon. It camouflages itself by inflating its throat sac.”

Pokemon Violet

“最も賢いドラゴンポケモンの一つ。喉袋を膨らませて擬態する。”

のびたすがたは擬態の際、体を真っ直ぐに伸ばしてタマゴの寿司を模します。

もはや魚ですらないのですがそれは…

カイリューもドラパルトもガブリアスも、寿司に化けるのと同等以下の知能だそうです。

一応、パルデアの図鑑の記述者が知らないかもしれない他地方の伝説ドラゴンは言い訳が立つのかもしれません。

『SV』パッケージの2匹は…その…本編をご覧ください。

そったすがた

Tatsugiri (Curly Form)
“This is a small dragon Pokémon. It lives inside the mouth of Dondozo to protect itself from enemies on the outside.”

Pokemon Scarlet

“これは小さなドラゴンポケモンだ。ヘイラッシャの口の中に住み、外敵から身を守る。”

こちらが代表的な姿とされており、ヌシの個体もこの姿です。

大型の魚ポケモンであるヘイラッシャの口内に隠れ、共に狩りを行います。

そちらも随分と素敵な名前をしていますが解説は別とします。

そったすがたは危険を察知すると海老反りになり、文字通り海老(の寿司…)になります。

なお、日本人としての経験上、海老の寿司が海老反りになっているのは見たことがありません。

生息域を見る限り、彼らに反撃される対象であろう鳥ポケモンはムクホークやチルット族です。

武闘派の鳥と半分ドラゴンを相手とするのは一見無理がありそうなものの、相方もかなりのびっくりポケモンなのでなんとかなっても不思議ではありません。

ちなみに、湖には明らかに鈍重なヤドンが浮いているのでヘイラッシャ側にわざわざ策を弄する意味はないような気がします。


さて、今年最初のポケモンはシャリタツでした。

やたら高いレベル、捕まえるとドラゴン、カラバリありなどインパクトの強いポケモンです。

色違いも別のネタになって面白いですが、おきみやげを使うので対策していきましょう(1敗)。

それでは、今年もよろしくお願いいたします。

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参考文献

Bulbapedia

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