Yamaskの名前の由来・設定考察
ゴーストは数が少ないのでイベントに温存しておきたいですね
Yamask
Pokemon Shield
“The spirit of a person from a bygone age became this Pokémon. It rambles through ruins, searching for someone who knows its face.”
詳しい内容は “続きを読む” から。
概要
第五世代で登場した、デスマスです。
進化後は公開されたものの、進化前のこちらは発売まで秘匿されていた形になります。
『剣盾』では、リージョンフォームも登場しています。
実は生息域が限られたポケモンで、原種は『BW(2)』のこだいのしろにしか登場しません。
特性・ミイラもあり印象は強い方ですが、もしかすると『BW』未経験者には意外と馴染みがないかもしれません。
名前の由来
Yamask (Spirit Pokemon)
Yama “(ヒンドゥー教)冥界の神ヤマ” + Mask “マスク” と思われます。
どう考えてもエジプトモチーフのポケモンなのでヒンドゥーを持ち出すのはまあ怪しいと言えば怪しいです。
しかし、日本語の「闇」が挙がるくらいには他の候補がなく、結構マシな方の説をとってもこのようになります。
「ヤマ」というと知らない神のように思えますが、このインドの神は仏教に取り入れられて「閻魔」となります。
ますますイメージからかけ離れていきますが、日本語名も「死神」+「マスク」と考えれば神の種類が少し変わっただけとも言えます。
図鑑説明と設定
“The spirit of a person from a bygone age became this Pokémon. It rambles through ruins, searching for someone who knows its face.”
“過ぎ去った時代の人の魂がこのポケモンになった。遺跡を彷徨い、その顔を知っている誰かを探している。”
人間だった系のポケモンの一種ですね。ここには書かれていませんが記憶もあるらしいです。
古代エジプトでのデスマスクは、故人を象ったものというよりは、魔除けに近いそうです。
死後の行程を悪霊から身を守って進めるように棺に収められたとのことです。
また、デスマスの体の特徴的な形は「ホルスの目」と呼ばれるシンボルに類似しています。
これはヒエログリフにもなっているので文字としての入力も可能です。
(ここにこの神聖文字を入力していたのですが、特殊文字を入れると更新失敗するそうです…!)
ホルスはエジプトで信仰された太陽神で、このシンボルは健康や癒し、加護を意味しているそうです。
目が強調されたデザインの他、目の下の模様はマスクを抱える尻尾(?)と、片側ずつですが腕(?)に相当しています。
ますます、エジプト要素のない名前が気にかかります。
さて、今回のポケモンはデスマスでした。
先日、古代エジプト語のテキストを買ったので勉強したいと思います。
そのうち神聖文字で記事を書くこともあるかもしれませんが、残弾がないですね。
それでは、来週もまたよろしくお願いします。
参考文献
Bulbapedia
Wikipedia Yama (Buddhism) Death mask Eye of Horus