Pokemon of the Week 345: Pincurchin

Pincurchinの名前の由来・設定考察

ウニ 貝 違い

Pincurchin
“It stores electricity in each spine. Even if one gets broken off, it still continues to emit electricity for at least three hours.”

Pokemon Shield

詳しい内容は “続きを読む” から。

概要

第八世代で登場した、バチンウニです。

(完全)一般ポケモン唯一にして、『SV』唯一のエレキメイカーです。

ただし、他の一般メイカーに比べると明らかに総合力に劣るのは否めません。

水技・毒技を割と多く習得するものの、本体は電気単タイプです。

また、エレキメイカー(とびりびりちくちく)が準専用と扱われたのか、『剣盾』新規としては珍しくなぜか完全専用の技や特性は与えられていません。


名前の由来

Pincurchin (Sea Urchin Pokemon)

Pincushion “針山” + (Sea) Urchin “ウニ” と思われます。

pincushion は裁縫で針を刺しておく針山ですね。

名称としては バフンウニ + バチン(電撃の擬音) の日本語名の方がよくできています。

英語名に電気要素がないのも見るに、『剣盾』に珍しく日本語ベースの命名とデザインなのではないでしょうか。


図鑑説明と設定

“It stores electricity in each spine. Even if one gets broken off, it still continues to emit electricity for at least three hours.”

“それぞれの棘に電気を蓄える。一本が折れても、少なくとも3時間は電気を発し続ける。”

訳出が微妙になってしまいましたが、後半の it が受けるのは one なので折れて落ちた棘が、ということになります。

名前の由来であろうバフンウニは、短い棘が密集する姿が特徴的なウニです。

毒性(もちろん電気も)はなく、毒を持つ長く鋭い針が危険なガンガゼとは対照的な種かもしれません。

ウニは棘皮動物に属し、軟体動物である貝とは比較的大きい分類から異なる生き物です。

棘皮動物には、ウニの他、ナマコやヒトデ、ウミユリなどが含まれます。

なお、『どうぶつの森』で拾えるサンドダラーは貝のアイコンですがウニの仲間です。

以前はタコノマクラと同じ目に含まれていたものの、現在では別となっているそうです。


さて、今週のポケモンはバチンウニでした。

魚介類の分類、割と気にしたことがありませんね。

突然問われたときに答えられないので、その辺は大人としてしっかりしたいです。

それでは、来週もまたよろしくお願いします。

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参考文献

Bulbapedia
Wikipedia Echinoderm Mollusca
Wikipedia日本語版 バフンウニ スカシカシパン

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