Inteleonの名前の由来・設定考察
キョダイ形態、格好よすぎませんか???
Inteleon
Pokemon Shield
“Its nictitating membranes let it pick out foes’ weak points so it can precisely blast them with water that shoots from its fingertips at Mach 3.”
詳しい内容は “続きを読む” から。
概要
第八世代の水御三家の最終進化形、インテレオンです。
見た目通りの高速アタッカーで、NINJAに速さは一歩譲りますが火力では勝ります。
最近の追加ポケモンの例に漏れず専用技を持ち、サイレントで急所補正のある技・ねらいうちを覚えます。
なみのりこそ廃止されたものの、こうして安定感のある専用技によって依然水はストーリーでは使いやすい部類です。
ここ最近で夢特性とキョダイが一気に解禁されました。
見るからに強い他2匹と比べると目立たない夢特性とはいえ、本体性能も悪くないので選択肢が増えたことになりそうです。
名前の由来
Inteleon (Secret Agent Pokemon)
Intelligence “諜報部員” + Chameleon “カメレオン” と思われます。
日英共通名ですね。
intelligence が諜報機関と結びついたのは、最近のように思わせて実は1580年代だそうです。
元々は、「精神の最高次元」が intelligence の表すところでした。
なので、Intel のプロセッサにはちょうど良い名前…のように見えて、社名は別の由来があるそうですね。
Integrated と Electronics を合わせて付けられた社名が Intel らしいです。
実はどこにも明確に設定として書かれているのが見当たりませんが、光学迷彩とカメレオンのステルスを合わせたデザインなのでしょう。
まだ2作品分しかない図鑑よりも公式サイトの方が設定への言及が充実していたりします。
なお、それによれば intelligent でもあるらしいです。諜報員なので当然ではありますが。
図鑑説明と設定
“Its nictitating membranes let it pick out foes’ weak points so it can precisely blast them with water that shoots from its fingertips at Mach 3.”
“瞬膜が敵の弱点を見つけ出すことを可能にすることで、指先からマッハ3の速度で噴き出す水でそれらを正確に吹き飛ばせるようになる。”
通常、so の前にはカンマが入るはずなので、ここでは so that の that 省略と分析するのがよさそうです。
かといってここではそれを尊重して訳出するのが難しく、日本語としてやや怪しくなってしまいました。
瞬膜は、目蓋とは他に存在し、視界を確保したまま瞬きができる器官とのことです。
哺乳類では消えている種が多く、猫やシロクマがこれを残している珍しいケースとされています。
ポケモン特有の脳死マッハかと思いきや、約1,000m毎秒となるので実際のライフルの弾速に意外と近いです。
また、blast という動詞も、最近のライフルの洒落にならない破壊力を見ると納得せざるを得ないところもあります。
どちらかというと、スパイよりスナイパーが強調される傾向にあるようですね。
おまけ
Gigantamax Inteleon
Pokemon Sword
“Gigantamax Inteleon’s Water Gun move fires at Mach 7. As the Pokémon takes aim, it uses the crest on its head to gauge wind and temperature.”
“キョダイインテレオンのわざ、みずでっぽうはマッハ7で発射される。このポケモンは狙いをつけるとき、風と温度を計測するため頭の鶏冠を使う。”
仕様上、キョダイ状態でみずでっぽうは撃てないわけですが、よくあることです。
始動時には地面から伸びた尻尾の上に飛び上がり、水銃の安全装置を外すような動きをして構えます。
高所を取れるのはともかく、40mの塔自体が自分の体なの、すごい弱いと思うんですがどうなのでしょう。
専用技は G-Max Hydrosnipe “キョダイソゲキ”。
英語版では属性名も含まれています。
補正は一説によれば通常の水技+20%で、特性無視ですが雨による2段目以降の強化は受けられません。
そして狙撃の精度とか関係なさそうなレベルの大爆発を起こします。
さて、今週のポケモンはインテレオンでした。
狙撃の他にも多くの機能が隠されているらしいので、ぜひアニメなどで披露してほしいところです。
正直、初めて見たときは細すぎて目を疑いましたが、動いているのを見ると格好いいですね。
キョダイマックスの姿と動き、本当に好きです。
それでは、来週もまたよろしくお願いします。
参考文献
Bulbapedia Inteleon (Pokémon) G-Max Hydrosnipe (Move)
Online Etymology Dictionary
Wikipedia Intel Nictitating membrane
『ポケットモンスター ソード・シールド』公式サイト
暮らしーの