Pokemon of the Week 229: Alolan Sandshrew

Sandshrewの名前の由来・設定考察

サンダーもらえる大会への参加を忘れずに

Alolan Sandshrew
“It lives in snowy mountains on southern islands. When a blizzard rolls in, this Pokémon hunkers down in the snow to avoid getting blown away.”

Pokemon Shield

詳しい内容は “続きを読む” から。

概要

初代で登場したサンドの、アローラのすがたです。

原種の地面タイプから大きく進化し、系統固有の氷・鋼複合タイプを持ちます。

現状、最も図鑑番号の若い鋼タイプとなっています。

『ムーン』限定ポケモンであり、『サン』のロコンとは対応関係です。

ご当地ポケモンとして起用されるも、全体的な扱いとしては今ひとつ不遇な印象は拭えません。


名前の由来

Alolan Sandshrew (Mouse Pokemon)

Sand “砂” + Shrew “トガリネズミ” と思われます。

そのままですが日本語よりまだましというのが何とも言えません。

shrew は口先の尖ったネズミです。

あまり顕著ではないですが、サンドをよく見ると多少口先が尖っているのがわかります。

shrewd という形容詞の方がよく使うかもしれません。

トガリネズミが毒を持つ悪い生き物だという考えから派生して、shrew が「悪女」といった意味を持つようになったそうです。

その形容詞形である shrewd は「邪悪な」を意味しましたが、その後「抜け目のない」といった意味へと変化したそうです。

ちなみに、トガリネズミはネズミというよりはモグラで、原種の地面タイプは正しいといえるようです。

毒を持つかどうかは種によりますが、原種サンドは歯ではなく爪が毒性です。


図鑑説明と設定

“It lives in snowy mountains on southern islands. When a blizzard rolls in, this Pokémon hunkers down in the snow to avoid getting blown away.”

“南の島の雪深い山に住む。猛吹雪が押し寄せると、このポケモンは吹き飛ばされるのを避けるため雪の中に潜り込む。”

『盾』での説明文なので、アローラをかなり客観的に描写しています。

mountains も islands も「山々」「島々」と複数表現を用いることができます。

しかし、「南の島々の雪深い山々」と同時に両方に使うと奇妙な印象を受けます。

日本語の複数形は義務的ではないのはもちろん、単に自由変異以上の意味を持っていそうです。

そもそも、「木々」「花々」に対して「*草々」「*森々」など、この表現が使える条件も不明瞭です。

暗黙の規則性があるのか、もしくは語を目にするたびに記憶しているのでしょうか。

後者だとしたら「使えない」という証拠はないため、何らか原因があると思うのですが……


さて、今週のポケモンはサンドでした。

ちょうど予定が被ってしまいコミュニティデイにはほとんど参加できませんでした。

隙を見て触れたところ、もう持っている原種の色違いだけが出ました。悲しいですね

それでは、来週もまたよろしくお願いします。

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参考文献

Bulbapedia
Wikipedia日本語版
Online Etymology Dictionary

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