Tinkatonの名前の由来・設定考察
モンスターハンター。
Tinkaton
Pokemon Scarlet
“This intelligent Pokémon has a very daring disposition. It knocks rocks into the sky with its hammer, aiming for flying Corviknight.”
詳しい内容は “続きを読む” から。
概要
第九世代で登場した、デカヌチャンです。
序盤から点在する遺跡に現れるカヌチャンの最終形態で、優秀な妖/鋼の複合を持ちます。
進化と同時に習得する、威力160命中100の専用技・デカハンマーが真っ先に目を引きます。
まもるのように成功率の低下ではなく、連続使用自体ができないという新しい制限のかかった技です。
特性・かたやぶりのアピールもあり攻撃性能を考えがちですが、実はフェアリー由来の小技による補助が環境ではメジャーなようです。
名前の由来
Tinkaton (Hammer Pokemon)
Tinker “鋳掛屋” + Ton “トン/非常に重い” と思われます。
日本語の「デカい」+「鍛冶(かぬち)」+「-ちゃん」とほぼ似たような形です。
「鍛治(かじ)」という読み方も多く見られますが、いずれも「金打ち」から転じた発音らしいです。
金属を加工する小型の種族という点は、ドワーフをモチーフにしていると思われます。
しばしば高度な技術を持つとされる亜人で、小柄だと表現される傾向にあります。
エルフや妖精(fairy)との区別は曖昧だったものの、『指輪物語』を一つの契機に現在のようなイメージに落ち着いたようです。
図鑑説明と設定
“This intelligent Pokémon has a very daring disposition. It knocks rocks into the sky with its hammer, aiming for flying Corviknight.”
“この知能の高いポケモンはとても大胆な気質を持つ。槌で岩を空に向かって打ち、飛んでいるアーマーガアを狙う。”
知能が高いならもう少し方法はありそうですけどね。
アーマーガア側の説明に、パルデアでは天敵がおり空中輸送に危険が伴うことが書かれています。
知らないと属性不利なファイアローあたりかと感じますが、実は地上からの投石のせいでした。
野生出現するアーマーガアに対してこちらは出現しないため、多くの場合こちらを後に読んで衝撃の事実に気づくのではないでしょうか。
ハンマーの特徴的な紫の金属も、戦利品から組み立てたことを反映していると思われます。
また、進化前の図鑑によれば、ハンマー上部についている金色のパーツはキリキザン(系列)の部品です。
素材元のポケモンには存在しなかった形状があることや、釘のような部分もあることから、高度な加工技術で作成していることは確かなのでしょう。
なお、デカヌチャンの重さはおそらくハンマー込みで計測されています。
記述によれば112.8kg/248.7lbsのうち100kg以上/220lbsがハンマーの重量です。
実際には、13kg弱が本体の重さということになります。
さて、今週のポケモンはデカヌチャンでした。
このところは最新世代のポケモンばかり扱っていますね。
話題性というのもありますが、今回のデザインに秀逸なものが多い、ということになりますでしょうか。
それでは、来週もまたよろしくお願いします。
参考文献
Bulbapedia
Wikipedia Dwarf (folklore) Elf
goo辞書