Pokemon of the Week 289: Clefairy

Clefairyの名前の由来・設定考察

明日は平日月曜

Clefairy
“Its magical and cute appeal has many admirers. It is rare and found only in certain areas.”

Pokemon Red Version

詳しい内容は “続きを読む” から。

概要

初代で登場した、ピッピです。

元々は、ピカチュウではなくこちらがポケモンの顔を張る予定だったとも言われています。

『金銀』には曜日限定での固有イベントがある、進化前が追加されるなど、優遇の形跡は窺い知れます。

実際には、特定の世代には漫画での印象の方が強いということも多いのではないでしょうか。

進化前のポケモンですが、進化後が持たない特性・フレンドガードを持つため、ダブル以上では採用されることもあるようです。


名前の由来

Clefairy (Fairy Pokemon)

Clef “音部記号” + Fairy “妖精” と言われています。

登場時はノーマル単タイプでしたが、第六世代のフェアリータイプ登場でフェアリー単に変更されました。

ここまで「妖精」であることを全面に出しているポケモンもいないため、後付けながら代表的なポケモンと言ってよさそうです。

Clef はト音記号などの、楽譜の音域を表す記号の総称です。

おそらく一般には最も目にする機会が多いであろうト音記号、ピアノの左手などの低音部でよく見かけるヘ音記号の他、ハ音記号というものもあります。

ハ音記号は中音域に使われる記号で、代表的にはトロンボーンの楽譜がこれで示されることがあります。

これらは本質的には、五線譜上で記号の特定部分が指定された音に当たるということを示すもので、代表的な位置からずらして書かれることもあるようです。

なお、これらは英語での音階だとそれぞれ G, F, C-clef という名前になります。

いずれも巻いたような形の記号なため、ピッピの頭の特徴的な角(?)をこれに重ねたものかもしれません。

しかし、日本語名の時点で謎が多いこのポケモンなので、本当にこれを参照しているものかは分かりません。


図鑑説明と設定

“Its magical and cute appeal has many admirers. It is rare and found only in certain areas.”

“不思議で可愛らしい魅力に多くの愛好家がいる。希少で、特定の地域でしか見つからない。”

基本的に、宇宙や月と縁のある場所にやや低めの出現率で出る、という登場をします。

ガラルは例外的に特定の天候で広域にそこそこ見られますが、ある意味全土がねがいぼしの産地と言えるためでしょう。

「宇宙に関連する」というと非常に限られそうに思えるものの、結構どの地方にも一箇所くらいそういった場所があります。

なんなら、ホウエン(ORAS)、イッシュ、ガラルには地形崩壊/大災害クラスの隕石が落ちています。

シンオウに至っては宇宙誕生の聖地さえあるため、想像以上に宇宙の脅威は身近です。

なお、小ネタとして、つきのいしで進化するポケモンの半数以上は初代の出身です。

他にはエネコ、ムンナが該当し、実に10年以上の間、新しい適合ポケモンが登場していないことになります。

凝った条件もいいですが、せっかくのアイテムなのでこれからも活用してほしいですね。


さて、今週のポケモンはピッピでした。

そういえば、ミルタンクでおなじみ『金銀』ノーマルジムのアカネが出してくるポケモンですね。

再リメイクされたらノーマルタイプが大嘘になりますが、いいのでしょうか。電気ジムのオクタンもいるしいいのか。

それでは、来週もまたよろしくお願いします。

前回の記事へ

参考文献

Bulbapedia
Wikipedia

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

2017 - 2024 ポケモンで英語を学ぶ人の雑記.


当サイトは非公式のファンサイトです。
引用の画像及び文章は、株式会社ポケモン、ゲームフリーク並びに関係企業に帰属します。