Gimmighoulの名前の由来・設定考察
明日?平日ですが…
Gimmighoul (Chest Form)
Pokemon Scarlet
“This Pokémon was born inside a treasure chest about 1,500 years ago. It sucks the life-force out of scoundrels who try to steal the treasure.”
詳しい内容は “続きを読む” から。
概要
第九世代で登場した、コレクレーです。
情報公開に先んじて、『GO』で顔見せして話題になりました。
各地に固定シンボルとして配置されており、戦うと多量の(しかし、到底不十分な量の)コインを得られます。
伝説級ではないもののタマゴの得られない特別なポケモンであり、公式番号で初代以来続いてきた3桁台最後を飾ります。
『SV』で入手できるのは上の画像の「はこフォルム」で、『GO』では「とほフォルム」が手に入ります(が、本編への輸送は未解禁です)。
名前の由来
Gimmighoul (Chest Form) (Coin Chest Pokemon)
Give me gold “金をよこせ” + Ghoul “グール” ではないでしょうか。
ある意味、声に出して読みたい英語です。
mimic “擬態する” も関連が指摘されることがあります。
日本語の方は、おそらく Collect “集める” + これくれ + 霊 ですね。
どちらも複数の要素を同様に組み合わせており、さすが999番目の特別なポケモンです。
グールというと人を襲う知性のない人型の怪物、といったイメージですが、伝承によっては金銭を奪っていくともされているそうです。
ただ、その場合もしっかり命は取っていくらしいので概ね一般の認識は間違っていなさそうです。
図鑑説明と設定
“This Pokémon was born inside a treasure chest about 1,500 years ago. It sucks the life-force out of scoundrels who try to steal the treasure.”
“このポケモンは、宝箱の中で1,500年ほど前に生まれた。宝を盗もうとする悪人から生命力を吸い取る。”
人を害さない霊ではないのでグールでも間違いないのでしょう。
1,500年ほど前というと、パルデア史では帝国が大穴の探索をしていた頃となります。
パルデアのモチーフであろうスペインやポルトガルは大航海時代、盛んに世界の探索を進めた地域として知られています。
スペインには El dorado という黄金の国の伝承があり、これを求めて航海に出た人もいると言われます。
進化後が海を渡るサーファーで、それとなく古代の呪術人形っぽいのも関わりがあるかもしれません。
流石にポケモンで「海外侵略しました」はできないので、その探索を内側に向けたものが大穴であるというように感じます。
大穴には金貨のような時代の人工物はなさそうなのでそこ由来とは考えづらいものの、なんとなく彼らは現実の史実では本来海外から得た「富」を感じさせます。
『GO』に突如現れたのも含め、現実とそれとなく関わりを感じられるポケモンです。
さて、今週のポケモンはコレクレーでした。
フォルム違いも説明文があるようなのですが、今の所実機で確認できないので見送りました。
春っていつまでなのでしょうね…英語での情報だと early 2023 らしくてもう過ぎていそうですが…
それでは、来週もまたよろしくお願いします。
参考文献
Bulbapedia
Wikipedia Ghoul El dorado