Pokemon of the Week 349: Grimer

Grimerの名前の由来・設定考察

『GO』も8年やっているんですね

Grimer
“The wastewater coming from factories is clean these days, so Grimer have nothing to eat. They’re said to be on the verge of extinction.”

Pokemon Ultra Moon

詳しい内容は” 続きを読む” から。

概要

初代から登場している、ベトベターです。

ドガースとは、限定ではないもののバージョンで出現率に偏りがあるという扱いを受けていました。

両手があるためパンチ技を覚える上、なぜか10まんボルトやかえんほうしゃなども覚えます。

アシッドボムやかげうち、ちいさくなるなどの優秀な小技も持っているため、初代だけあってかなり多彩な方です。

ただし、タイプ上でより優秀なアローラ種が登場し、最大の敵が自分になりつつあります。


名前の由来

Grimer (Sludge Pokemon)

Grime “汚す” + -er “(行為者の接尾辞)” と思われます。

初代らしいような名前ですね。

-er は「-する者」という行為者名詞をよく構成する、英語でもかなり生産力の高い部類に入る接尾辞です。

名詞に付く以外にも、banker、stranger など名詞や形容詞に付く場合もあります。

また、ドイツ語の場合、地名について「-の」という意味を表す語句を構成します。

和製独語(?)のようですが、「ウインナーコーヒー」の Wiener はこの例です。


図鑑説明と設定

“The wastewater coming from factories is clean these days, so Grimer have nothing to eat. They’re said to be on the verge of extinction.”

“この頃は工場から来る廃水が清潔なので、ベトベターは食べるものがない。絶滅の際にいると言われている。”

初代から金銀の頃は生息域を拡大していっていたものの、『USUM』の頃には絶滅しかけているとまで言われています。

人間の管理下で変質したアローラ種との競合も舞台上はあるのかもしれません。

性能的にも生態的にも人間に有利なのはアローラ種のため、生存競争の上では残念ながら妥当なのかもしれません。

逆のことはラプラスについて起こっており、保護した結果やたら増えたと言われています。

なお、どのようなゴミでも食べるのはアローラ種の特徴で、原種はヘドロを好む偏食であるようです。

食料事情が厳しいのもこの特徴にあるのでしょう。


さて、今週のポケモンはベトベターでした。

原種ベトベトンを持っていたサトシもアニメに出なくなってしまいましたが、どこかしらで独特の活躍を見てみたいですね。

リージョン全般に関して、原種にも何らか強みが欲しいところです。

それでは、来週もまたよろしくお願いします。

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参考文献

Bulbapedia
Wiktionary

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