Machampの名前の由来・設定考察
ワンリキーチケットばら撒いたのに誰からも返されなかったインターネット
Machamp
Pokemon Yellow Version
“One arm alone can move mountains. Using all four arms, this POKéMON fires off awesome punches.”
詳しい内容は “続きを読む” から。
概要
初代から登場する、カイリキーです。
代表的な格闘ポケモンと言える存在で間違いないと思われ、見た目通り物理面に優れた能力を持ちます。
ただし、通信進化ポケモンであるため、敵専用ポケモン扱いされるネタも備えています。
ポケモン界隈を越えて、4本腕のキャラクターとしても有名かもしれません。
初代のポケモンなので外伝出演にも抜擢されやすく、『GO』などでも安くて素直に強い序盤の味方として活躍しています。
名前の由来
Machamp (Superpower Pokemon)
Macho “スペイン語:男らしい(人)” + Champ “チャンピオン(Championの略)” と思われます。
「マッチョ」という日本語化した表現は、もともとスペイン語らしいです。
形容詞として使われる他、名詞としても使われます。
英語でも同様の形で取り入れられており、ほぼ同じような意味合いで使うことができるようです。
なお、mach というと速度の単位である「マッハ」となります。
こちらは単位の例に漏れず人名から来ています。
「素早くパンチを出す」という意味では該当しそうですが、由来としてはそこまで有力ではないように思います。
図鑑説明と設定
“One arm alone can move mountains. Using all four arms, this POKéMON fires off awesome punches.”
“1本の腕でさえ山々を動かせる。4本の腕全てを使い、このポケモンは凄まじいパンチを撃ち出す。”
初代特有のそんなはずない規模の能力です。
one arm というと普通は「片腕」なのですが、ここでは「1本の腕」ですね。
訳していてちょっと面白いポイントです。
あと、mountains も複数形になっていますね。
必ずしも一度に動かすことは意味しない気がしますが、日本語より強化されている気がしなくもないです。
Gigantamax Machamp
Pokemon Sword
“The Gigantamax energy coursing through its arms makes its punches hit as hard as bomb blasts.”
“キョダイマックスのエネルギーが腕を廻り、パンチの衝撃を爆撃に匹敵する強さにしている。”
初代の説明文がやりすぎているせいであまりスケールアップ感がしませんね。
頭の突起が際立っている巨人の姿は、ウルトラマンを彷彿とさせます。
同シリーズのカプセル怪獣がポケモンの着想の一つになったとも言われているため、ある意味原点回帰となるデザインかもしれません。
ターン制限があるのも、これは偶然でしょうがそれらしいです。
専用のキョダイ技は、G-Max Chi Strike “キョダイシンゲキ” です。
Chi はギリシア語の χ (よくXと表記を間違われるやつ) です。
「カイ」という読みがなぜか日本語名を表しているのか、もしくは4本の腕でクロスするイメージなのかもしれません。
日本語の方は「進撃」か「震撃」あたりでしょうか。
急所率が上昇する効果なものの、攻撃が上昇する普通の格闘マックス技の巻き添えで威力を下げられているやや不遇な技です。
さて、今週のポケモンはカイリキーでした。
『GO』初期の優秀ポケモンが、唯一の格闘キョダイとして復活しているのがなかなかいい感じです。
キョダイ個体で戦って伝説を置き、アメを回収するコンテンツだというのに気づくのに結構かかりましたが……
それでは、来週もまたよろしくお願いします。