Arbolivaの名前の由来・設定考察
目を閉じましょう 余計なものを見ないように
Arboliva
Pokemon Violet
“This Pokémon drives back enemies by launching its rich, aromatic oil at them with enough force to smash a boulder.”
詳しい内容は “続きを読む” から。
概要
第九世代で登場した、オリーヴァです。
テラレイドバトルのNPCの印象が強い方も多いのではないでしょうか。
専用特性・こぼれダネは相手の攻撃に反応してグラスフィールドを展開します。
展開時はそれなりの攻撃力も持つためNPCで出たときの期待はまあまあです。
ただし、極端に相性が悪い相手がおり、利敵になりかねない場合もあるので振れ幅は大きいです。
名前の由来
Arboliva (Olive Pokemon)
Árbol “西語:木” + Oliva “西語:オリーブ” と思われます。
完全にスペイン語から成る名前です。
オリーブは地中海沿岸で栽培が盛んで、スペインの生産量が世界一となっています。
中東から地中海沿岸にかけて栽培され、さまざまな用途があることから文化的にも重要な植物です。
料理はもちろんのこと、油は燃やすことで光源にしたり、宗教的な意味を持たされたりもしてきました。
オリーブの油を注ぐことで聖別することが、(旧約)聖書から派生する宗教群においても行われてきました。
オリーヴァの広がった両腕は樹の形らしさもあり、しかしオリーブの油で灯を灯す燭台のようでもあります。
どことなく鳥のようにも見えますが、ノアの方舟に鳩がオリーブの枝を咥えて戻ってきたことで、地上から水が引いたのを知る、という話もあります。
宗教的重要さが、この異質なデザインにつながっている根源かもしれません。
図鑑説明と設定
“This Pokémon drives back enemies by launching its rich, aromatic oil at them with enough force to smash a boulder.”
“このポケモンは濃厚で香り豊かな油を、大岩を粉砕できるだけの力で発射することで敵を追い払う。”
油を発射するところまでは戦意を奪う系統かと思いきや、暴力でした。
油はともかくオリーブの木材は非常に硬いことで知られており、ある意味殴るのにも向きます。
ただし、細身で生育にも時間がかかるため大量に得るのには向かず、高価な素材となっています。
実際の用途としては、高価なキッチン用品として使われる場合が多いようです。
さて、今週のポケモンはオリーヴァでした。
ここから一週間ほどはあまりSNSなど開かない方がいいのかもしれませんね。
あえて変なものに反応するなどしてトピックを調整し、勝手に情報が流れてこないようにするのも考えられるでしょうか。
それでは、来週もまたよろしくお願いします。