毎週一匹のポケモンの英語名を解説するPokemon of the Week、
記念すべき初回はPokemon GOのハロウィンイベントで大量発生しているこのポケモンです!
Duskull
“DUSKULL can pass through any wall no matter how thick it may be. Once this POKéMON chooses a target, it will doggedly pursue the intended victim until the break of dawn.”
翻訳・解説は”続きを読む”から!
日本語名はヨマワルです。
ゲームではルビー・サファイアで初登場、短編映画で先行公開されていたある意味第三世代を代表するポケモンの一匹?です。
名前はDusk “夕闇”とSkull “骸骨”でわかりやすいです。
“sk”の部分を繋げたネーミングですね。
ポケモンにはこういった音の共通性を使った名前が多くて面白いです。
図鑑説明文ですが、
“ヨマワルはどんなに壁が厚くても通り抜けることができる。このポケモンは一度標的を選ぶと、夜が明けるまで決めた犠牲者を執念深く追いかけ続ける。”
という感じです。
個人的に気になった単語はpursue “追いかける、追い求める”です。
ポケモンでは、技・おいうちの英語版が名詞形のpursuitである他、
ディズニーのA Whole New Worldの歌詞にも出てきますね。
そちらでは”With new horizons to pursue”、新しい世界の地平を追い求めて、と前向きな意味です。
他にも、人権の話をするときにはthe pursuit of happiness “幸福の追求”など、ニュアンスとしてはあるものを手にいれるために頑張って追いかける感じでしょうか。
また、なんと偶然にもポケモン最新作、USUMの伝説ポケモンに関連する単語が両方とも出てきました。
名前のDuskと、図鑑説明のDawn “夜明け”です。
ネクロズマの2つの新しい姿は、Dusk Mane “たそがれのたてがみ”とDawn Wings “あかつきのつばさ”でした。
こちらはまた今度書くことになるかと思います。
個人的にはポケモンピンボール(隠れた名作!)で、ボーナスステージに登場してボールを当てると気の抜けた声を出して消えていく姿が可愛いポケモンという印象です。
ハロウィンイベント、新作にも取り上げられている単語と、いろいろな意味で地味にトレンディなポケモンだったDuskullでした。
See you next week!