Cursolaの名前の由来・設定考察
土日両方外に出されるとHPが
明日の朝はサニーゴと同じ顔をしているはずです
Cursola
Pokemon Shield
“Be cautious of the ectoplasmic body surrounding its soul. You’ll become stiff as stone if you touch it.”
詳しい内容は “続きを読む” から。
概要
第八世代、剣盾で登場したサニゴーンです。
全部で6種いるリージョン追加進化の一匹で、シールド限定です。
進化前が限られたタイミングでしか手に入らず、新登場ポケモン特有の入手の難しさを誇っています。
性能面では、接触によって滅びカウントを互いに発生させる新かつ専用特性・ほろびのボディを持ちます。
数値上の攻撃力はゴースト一般ポケモン最上位のシャンデラにも迫ります。
しかし、輝石と相性のいい進化前に話題は奪われ、対戦ではあまり目立ててはいないようです。
名前の由来
Cursola (Coral Pokemon)
Curse “呪い” + Corsola “サニーゴ” と思われます。
今回の追加進化組は、どれも進化前を強く意識した英語ネーミングになっています。
Corsola 自体は、coral “珊瑚” + solar “太陽の” から来ていると思われ、当然ながら原種についての命名です。
Curse は技・のろいの英語名でもあります。
やはり無理があるのか、初代からかなり優秀だったと見られるローカライズ班でも「呪い」と「鈍い」の区別には対応できていません。
curse は「悪口を投げかける」もしくは「罵りの言葉」という意味にもなります。
言葉に力があるという認識では、一種の呪いと言えるのかもしれません。
図鑑説明と設定
“Be cautious of the ectoplasmic body surrounding its soul. You’ll become stiff as stone if you touch it.”
“魂を取り囲んでいる、心霊体の体には注意せよ。それに触れれば、石のように硬直してしまうだろう。”
ectoplasm というのは、精神が実体を持ち、物理的に干渉可能になったものらしいです。
代表的には鼻から出てくるらしく、『ブラック・ジャック』でもそんなエピソードがありました。
「魂を取り囲んでいる」と、すでに魂が実体のようになっている時点でここでどれだけ意味を為すのかは疑問ではあります。
ゴルゴンとメドゥーサ
「石のように」ということで他所ですでに指摘されている通り、日本語名の要素の一つにゴルゴーンが見られます。
サニーゴ + Gorgon + Gone “逝った” という構成のようです。
伸ばした珊瑚状の枝が、ゴルゴーンの毒蛇の髪に重ねられていると思われます。
石化させる、髪が蛇の女性型モンスターと言うと他にメドゥーサというのも有名で、これは種族/総称ゴルゴーンの固有名詞に当たります。
ギリシア語 γοργός “恐ろしい” が Gorgon の由来で、広くは神話の多くの怪物を表すようです。
狭くは、もしくは一般的には、Stheno、Euryale、Medusa という蛇髪の三姉妹を表します。
上の姉妹2体は不死の怪物だったものの末子のメドゥーサのみがそうではなく、ペルセウスに首を落とされて退治されることになります。
この時の血で珊瑚が赤く染まったとの、モチーフを考えると大変面白い記述もあるようです。
なお、ここで落とされた首は後に、イージスの盾に埋め込まれてその性能をさらに上げることになります。
ガラルサニーゴはかわいそうで好きです
あのような幸の薄そうなキャラはいいですね
ストーリーで使おうと思ったら天候に恵まれず捕まえられませんでしたが
それでは、来週もまたよろしくお願いします。
参考文献
Wikipedia Ectoplasm (paranormal) Gorgon Medusa