Pokemon of the Week 15: Aegislash

Aegislashの名前の由来・図鑑解説

毎週一匹のポケモンの英語名と図鑑説明を解説するPokemon of the Week、
第15回は新プレイアブルキャラのこのポケモン。

Aegislash 
“Apparently, it can detect the innate qualities of leadership. According to legend, whoever it recognizes is destined to become king.”

翻訳・解説は “続きを読む”から!




概要

第六世代、XYで初登場したポケモン、ギルガルドです。
固有タイプ・特性・専用技、全てが高性能です。

攻撃特化のブレードフォルム・防御特化のシールドフォルムを切り替えるStance Change “バトルスイッチ” を持ちます。
適切に運用すればその数値は伝説のポケモンにも匹敵する高さ。

冷静に考えると一般ポケモンにあるまじき性能なものの、鈍足とブレードフォルムの脆さから扱いが難しくもあります。
とはいえ、DLCにしてまでポッ拳のプレイアブルに持ってくるということは人気は確かなものということ。
もしかすると、人気の年齢層はやや高めなのかもしれません。


英語版の図鑑説明の翻訳

“どうやら、ギルガルドは天性の指導者の資質を見抜くことができるようだ。伝説によれば、このポケモンが認める者はみな、王となることが運命付けられている。”

これもまた伝説級というか、規模の大きい設定ですね。
指導者の資質を認めて与するという点では、第五世代の伝説に近いような気がします。

Detectには “見抜く” という訳語を当てました。
隠されているものを鋭く発見するといった意味合いのある単語で、技・みきりの英語訳がDetectとなっています。

派生語としてよく使われるのがdetective “探偵” で、「名探偵コナン」のロゴには英語でDetective Conanと書いてあります。
…ですが、英語版の公式タイトルはCase Closedというもののようです。

ポケモンの実写映画の製作が進んでいるらしいですね。
「名探偵ピカチュウ」をベースとした作品ということで、それ関連の英語記事を読んでいても見る単語です。
ポケモン本編を実写化するよりは安心ではありますが、一体どんな物が出来上がってくるのでしょうか…?


名前の由来

Aegis “イージス” + Slash “斬撃” と思われます。

日本語の方は「切る」を濁らせたもの + garde “(仏語) 守護”、加えて王剣ということで伝説の王ギルガメシュが掛けられているかもしれません。

イージスの盾

さて、ここで出てきた「イージス」についてです。

イージスはギリシャ神話において、ゼウスが所持し、時には娘のアテナなどに貸し出されることもある伝説の防具です。

Aegis (イージス)あるいはAigis (アイギス)は元々、古代ギリシャで山羊の皮を利用した防具を示す言葉だったそうです。
ちなみに、イージスは盾以外に、胸当てとして描写されることもありますが、ここでは盾であるということで話を進めていきます。

ゼウスの乳母であった山羊のニンフ、アマルテイアの死後、その皮を使って作られたのが伝説のイージスの防具とされ、それはもう伝説的な力を持ちます。
主神ゼウス本人の雷でも傷つけることができないほどだそうです。

これに加えて、後には見る者を石化させることで有名なゴルゴンの首が埋め込まれ、その魔力を得たということです。
石化自体が生きているとも、強力な魔除けとして機能するとも言われますが、厄災避けや攻撃性能すら追加されたと考えられます。

このように本体も圧倒的な性能を持つイージスですが、敵を威圧して戦士喪失させる権威としての性質が強く描かれています。

ゼウスの神威を示すイージスを振りかざすことで敵の戦意を削ぐ。
「この紋所が」ならぬ「このイージスが」的な使い方ということです。
性能を聞いた上でだとそもそも明らかに敵う気がしないのですが…

キングシールドの攻撃力2段階下降もこれ由来かもしれません。
霊力のようなものによって敵の力を奪う点では共通していますね。

この技の性能も性能ですが、イージスの盾の性能を再現すると、
「補助技も無効で触れようが触れまいが対面の相手に麻痺」
みたいなことになるのでそんなギルガルドZは積極的に遠慮したい。


小ネタ:ちゃんと本体はゴースト

最後に、このポケモンのデザインについて細かいことを。

実は、シールドフォルムとブレードフォルムは盾を持ち替えただけではなく、地味に異なっている部分があります。
それが盾の部分にある模様で、シールド時のみ、この部分が白くなります。

進化前のヒトツキ・ニダンギルは納刀した時に鞘の穴と刀身の模様が合わさって笑っている顔のように見えるギミックがあります。
おそらくそれに対応するのがこの盾です。

シールド時も柄の部分の目が見えているのでそちらに目が行きがち。
そのためやや気づきにくいですが、盾にはしっかりと、不気味に笑った顔に見える模様がデザインされています。

この盾が白くなる(おそらく発光する)ということ、盾を構えているかだけの差にしてはあまりにも大きなフォルムによる防御力の差。
これらを総合して考えると、おそらくギルガルドの本質は剣でも盾でもなく、それを動かしている霊体なのではないかと私は思っています。

その霊体がスイッチのタイミングでロトムよろしく剣と盾で依り代を変化させ、使っているのではないかと思われます。
英語版・日本語版の名前両方に盾の要素は含まれていますし、剣の部分と同じくらい盾も大事な要素ということなのではないでしょうか。

ちなみにこうして語ってきた盾の発光ですが、ポッ拳では再現されていません。えっ…?


今回は一般ポケモンにしては色々と規模の大きいギルガルドの解説でした。

鋼タイプ全般が好きなのもありますが、私も気に入っているポケモンの一種です。
色ガルドを粘った結果、バンクの大半がヒトツキで埋まりました。
色粘り勢にはよくあること…ですよね?

寒い時期が続いております。
私は無事インフルエンザで倒れましたが、皆様はお体にお気をつけて。

それでは、来週もまたよろしくお願いします。

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