Pokemon of the Week 150: Slakoth

Slakothの名前の由来・設定考察

2ターンに一回は休みが欲しくないですか。

Slakoth
“SLAKOTH’s heart beats just once a minute. Whatever happens, it is content to loaf around motionless. It is rare to see this POKéMON in motion.”

Pokemon Sapphire Version

詳しい内容は “続きを読む” から。

概要

第三世代のポケモン、ナマケロです。

序盤のレア枠で、なんと言ってもその個性は特性のなまけです。

この時点では低能力にデメリット持ちという有様ですが、進化すると一度やる気を出し、そしてまた怠けます。

最終的には、デメリット持ちながらパッケージ伝説並の総合値を持つまでに至ります。

特性が新要素であったことを如実に表す、ツチニン系統と並ぶ例と言えるかもしれません。


名前の由来

Slakoth (Slacker Pokemon)

Slack “怠ける” + Sloth “ナマケモノ” と思われます。

名前の時点で働く気が微塵もないですね。

技・なまけるも Slack Off です。もちろん早期習得します。

ビジネス管理ツールがなぜ Slack というのか疑問に思っていたのですが、頭字語らしいですね。

Searchable Log of All Conversation and Knowledge とのことです(一次資料は消えているようですが)。

ビジネスで余剰資源のことも slack というらしいとの情報もあります。

ナマケモノ

ナマケモノは、その名の通りな生物です。

英語での sloth も slow と同源らしく、言語を跨いでそういった扱いです。

現存する種は前足の爪が2つのものと3つのものに大別され、ナマケロは前者のようです。

異常に燃費のいい生き物らしく、一日に8gの食事しかしないとの情報もありますが、定かではありません。

食事にしている葉などは栄養素も少なく消化もしにくいため、体の大部分を消化器官が占め、どんな生物よりも消化のスピードが遅いです。

ほとんど地上には降りないとはいえその移動速度は非常に遅い一方、泳ぐとその3倍ほど速いことはそれなりに広まった雑学です。


図鑑説明と設定

“SLAKOTH’s heart beats just once a minute. Whatever happens, it is content to loaf around motionless. It is rare to see this POKéMON in motion.”

“ナマケロの心臓は1分に1回だけ脈打つ。何が起きても、動かずにだらだらすることで満足している。このポケモンが動いているのを見かけるのは珍しい。”

意外性も何もない、一貫した設定です。

心臓の脈打つ回数は寿命と相関があるとも言われますが、これだけ少ないと非常に長寿なことになります。

おそらく進化すると早世します。

ちなみに、特性名は Truant です。

「ずる休み」の意味がある単語になっており、最終進化の印象にどちらかと言うと近いですね。

学校を無断で休んだりすると、truancy を取られるといったような言い方もします。


さて、今週のポケモンはナマケロでした。

休むためというよりかは、仕事以外をするために2ターンに一回は休みが欲しいですね。

テレワークがなくなっても土日に連絡が来るのはなぜ。

それでは、来週もまたよろしくお願いします。

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参考文献

Wikipedia日本語版
Wikipedia
Online Etymology Dictionary
動物おもしろ雑学集

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