Pokemon of the Week 149: Unfezant

Unfezantの名前の由来・設定考察

ホーホーッ ホ↑ホー

Unfezant
“Unfezant are exceptional fliers. The females are known for their stamina, while the males outclass them in terms of speed.”

Pokemon Sword

詳しい内容は “続きを読む” から。

概要

第五世代の序盤鳥、ケンホロウです。

今となってはむしろ珍しい、無/飛の複合で専用技も持たないクラシック序盤鳥です。

オスメスで姿が大きく異なる特徴があり、アニメでサトシが使っていたのはメスです。

実はそれなりの物理攻撃力がある一方、自力習得の飛行技が特殊ばかりなのもありやや不遇なことが多いです。

何より前世代の鳥はあのムクホークだったので、見劣りする感じは否めません。

ちなみに、さいみんじゅつという意外な技を遺伝で習得しますが、ヨルノズクは自力習得します。


名前の由来

Unfezant (Proud Pokemon)

Unfazed “動じない” + Pheasant “雉” と思われます。

日本語名は「けんもほろろ」から来ていると思われ、無愛想な様子を表しています。

「けん」が雉の鳴き声、「ほろろ」が羽ばたく音だそうです。

雉自体が無愛想というよりかは、「けんけんとしている」という素っ気ない態度を表す言葉とかけているらしいです。

Proud “誇り高い” という分類名にもこれは関わっています。

キジバト

このポケモンの進化前は鳩です。

そもそも特性がはとむねですし鳩を引きずっています。

別の鳥に進化するなど日常茶飯事とはいえ、一応理由を追求するとキジバトがモチーフのようです。

特徴的なリズムの鳴き声をもち、「田舎で鳴いている鳥」なんて言われているようです。

キジバト自体は、当然ながら雉ではなく鳩です。

さらに言うと、オスは雉、メスは鳩に近い姿をしているとも考えられます。

なお、キジバトの英名は Oriental Turtle Dove “(東洋亀鳩)” のようです。


図鑑説明と設定

“Unfezant are exceptional fliers. The females are known for their stamina, while the males outclass them in terms of speed.”

“ケンホロウは卓越した飛び手である。メスは持久力で知られ、オスはスピードにおいてはそれを凌ぐ。”

実はこのポケモンの記述には怪しい点があります。

従来の説明文だと、飛行することにおいてはメスが優れているという記述でした。

ですが、『ソード・シールド」になって突然、オスの方が速いという補足が入ります。

さらに、性能差がない種族では極めて特例的に、オスとメスで『ソード』のみ記述が違います。

メスの説明文は以下の通りです。

“Females of this species are very capable fliers, particularly notable for their stamina. They also take longer to adjust to people.”

“この種族のメスはとても能力の高い飛び手であり、特に持久力は特筆に値する。人間に慣れるのにもより時間がかかる。”

これを見ると、従来通りに「メスは」という限定がされているのがわかります。

好意的に見れば最近の発見ですが、疑うとメスの話しかしていないのに土壇場で焦って記述を追加したのではないかとも思えます。

オスは装飾過多なのは明らかですし、従来の設定で問題なかったと思いますが…


さて、今週のポケモンはケンホロウでした。

オンライン会議の時に、私の環境はセミや鳥の音声が常に入るらしくミュートがデフォです。

日常なので慣れているのですが、東京民やマイクにとっては無視できない音量のようです。

もちろん「田舎で鳴いている鳥」もずっといます。田舎で悪かったな。

それでは、来週もまたよろしくお願いします。

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参考文献

Bulbapedia
語源由来辞典
Wikipedia日本語版 キジバト キジ
Wikipedia

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