Pokemon of the Week 266: Solgaleo

Solgaleoの名前の由来・設定考察

『SV』のネタバレを回避するために『GO』にトピックをずらしましょう

Solgaleo
“When light radiates from its body, this Pokémon could almost appear to be the sun. It will dispel any darkness and light up the world.”

Pokemon Sword

詳しい内容は “続きを読む” から。

概要

第七世代の伝説のポケモン、ソルガレオです。

初の進化する伝説であり、ある意味では『SV』に先駆けて共に旅する伝説ポケモンです。

太陽モチーフだけあって鋼タイプながら炎技を複数習得し、日食ネクロズマとも性能面で引けを取りません。

当時は、進化前で習得するはねるをZ技化することでのA3段階アップという変化球も持っていました。

また、「進化条件のアイテムなどが一方では手に入らない」などではなく、「そもそも特定のバージョンでしか進化しない」は実は珍しい特徴です。


名前の由来

Solgaleo (Sunne Pokemon)

Sol “ラテン語:太陽” + Leo “ラテン語:獅子” と思われます。

日本語とも共通名だということを加味すると、「牙」も含まれるかもしれません。

この世代の伝説にしては、比較的直球の名前をしている印象です。

パッケージ伝説の名前は第三世代-第七世代にかけて複雑化し、それ以降最近になってまた単純になった気がします。

イメージとしては設定のインフレした伝説ほど複雑(由来を掴みにくい)名前をしているのは面白いかもしれません。

第四世代(時空間, 世界の創造)を1つのピークに、第三世代(地/海の創造, 天変地異)、ストーリーでの描写はともかく第六世代(生命の循環, 秩序の維持)が特に複雑です。

第五世代(英雄の随伴)、第七世代(光の化身)、第八世代(伝承の英雄)、第九世代(自転車)などはもう少しわかりやすい名前をしています。

一般の名詞から離すことで、心理的な神秘性を産む効果があるのかもしれません。


図鑑説明と設定

“When light radiates from its body, this Pokémon could almost appear to be the sun. It will dispel any darkness and light up the world.”

“その体から光が放たれるとき、このポケモンはほとんど太陽のように見えると言ってもよい。いかなる闇も祓い、世界を照らす。”

『剣盾』で図鑑に載らないにも関わらず、対応する説明文が『HOME』で見られる珍しいポケモンです。

第三・第四世代などの伝説には対応する図鑑がありませんが、同じくローカル図鑑に載らない第五・第七世代などの伝説には記述が用意されています。

3闘・コスモッグなどがアドベンチャー外で入手できるついでにしては、三世代のレジも入手できるので基準は不可解です。

なお、ソルガレオ・ルナアーラはハワイの神話に合致する神格が見つかりません。

ハワイの主要な神々に対応するのは土着のカプであり、コスモッグ系列の立ち位置はよくわかりません。

ただ、彼らが「UB」の一派であることを考えると、あくまで外なる神であり、現地の神話に対応がないことも意図してやっているのかもしれません。

彼らはビーストブーストしない程度には普通のポケモンですが、種族値が素数だけで構成されている程度にはUBです。

太陽と獅子を重ねたモチーフは、西洋でよく見られる、とも言われています。

その場合、外界の神であるという説を後押しはしますが、対になるルナアーラの蝙蝠と月はそうでもなさそうなのがなんとも言えないところです。

いずれにせよ、現地神話にとっては異物であるとは言っていいでしょう。


さて、今週のポケモンはソルガレオでした。

意外にも神話準拠などをしていないせいで、伝説にしては存外語ることが少ないのですよね。

UBのような異物は好きなので、これからも増やしてほしいとは思います。

それでは、来週もまたよろしくお願いします。

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参考文献

Bulbapedia

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