Florgesの名前の由来・設定考察
ビビヨンは全種類あるのに
Florges (Red Flower)
Pokemon X
“It claims exquisite flower gardens as its territory, and it obtains power from basking in the energy emitted by flowering plants.”
詳しい内容は “続きを読む” から。
概要
第六世代で登場した、フラージェスです。
草タイプにしか見えない見た目に反して、当時初登場だったフェアリーの単タイプです。
出現する花畑によって色が異なりますが、性能差はありません。
ホウオウ・ルギアと同値という特防が光り、フェアリーの中ではかなり合計値も高かった方です。
単純なアタッカーとしては傾向の似ているニンフィアが強力だったのが惜しいところです。
名前の由来
Florges (Garden Pokemon)
Flower “花” + Gorgeous “豪華な” と思われます。
見るからにフランス語っぽい gorgeous ですが、現代フランス語での使用率は高くないようです。
ネックレスを意味する gorgias から転じたとも言われています。
その場合、gorge “喉/喰う” と関連する語ということになります。
「花」も fleur なので、どことなくフランス語らしい名前は実際のところそうではないようです。
図鑑説明と設定
“It claims exquisite flower gardens as its territory, and it obtains power from basking in the energy emitted by flowering plants.”
“豪奢な花園を縄張りとし、花開く草花から放出されるエネルギーを浴びて力を得る。”
本体はあくまで精霊が植物の形をとったもので、花そのものの性質は持たないということなのでしょうね。
後発としてダダリンの鋼タイプのように、素直にタイプを得ようとしないポケモンがいます。
Florges (Blue Flower)
Pokemon Violet
“Blue pigments were tremendously expensive in the past, so paintings of blue Florges are highly valuable.”
“かつて青色の塗料は凄まじく効果だったため、青のフラージェスの絵画はとても高価だ。”
Florges (Orange Flower)
Pokemon Scarlet
“Its orange flowers fire off powerful beams, attacking as if they were a battery of artillery.”
“橙色の花は強力な光線を発射し、大砲の砲列かのように攻撃する。”
Florges (White Flower)
Pokemon Scarlet
“A flower garden made by a white-flowered Florges will be beautifully decorated with flowering plants of many different colors.”
“白い花のフラージェスに造られた花園は様々な異なる色の花々で飾られている。”
Florges (Yellow Flower)
Pokemon Violet
“This Pokémon battles by drawing forth the power of yellow flowers. It ruthlessly punishes anyone who tramples on flowering plants.”
“このポケモンは黄色の花の力を引き出して戦う。花々を踏みつけるものには容赦なく罰を与える。”
絵画や砲兵隊など、歴史を思わせる記述が多いのが面白いですね。
色の記述だけを変えた使い回しではなくどれも固有の記述があるのは失礼ながら意外です。
本来は(主にフラエッテが)『XY』の重要な立ち位置でデザインされていたのでしょうから、『ZA』で活躍するのを期待したいですね。
さて、今週のポケモンはフラージェスでした。
Pokemon Fit、無理せずポケモンごとに単価を変えているのは割と好感が持てるポイントです。
フラージェスはなぜか最も単価の高いグループでした。
それでは、来週もまたよろしくお願いします。