Omanyteの名前の由来・設定考察
進化させていたら詰みか?と思ったら、複数入手できたんですね
Omanyte
Pokemon FireRed Version
“A prehistoric POKéMON that lived in the primordial sea, it swims by twisting its 10 tentacles about.”
詳しい内容は “続きを読む” から。
概要
初代化石ポケモン、オムナイトです。
序盤でカブト(こうらのかせき)との二択で入手することになります。
復元してポケモンとして入手できるのは終盤であり、なかなか手持ちには入りづらい立場かと思われます。
初期レベルは何故か『赤緑』系列の作品でもまちまちであり、初代では30、『FRLG』で5まで下がり、『ピカブイ』で44に謎の上昇を受けています。
性能自体は悪くなく、初期レベルが極端に低い作品を除いてはそこそこ戦うことができます。
名前の由来
Omanyte (Spiral Pokemon)
オウムガイ + Ammonite “アンモナイト” と思われます。
相方の系列ともども、日本語の名前をそのまま音訳したようになっています。
オウムガイの方は、いわゆる「生きている化石」の一種で、古い身体構造を残した現代の生物の一種です。
特徴の1つとしては、レンズを持たず小さな穴が空いただけの目が挙げられます。
ピンホールカメラ方式とも言われるこの目は、像を結ぶことはできるものの、レンズを持つ視覚システムと比べるとかなり感覚が劣るようです。
この独特な目のデザインは、どちらかというと進化後のオムスターに見られますね。
アンモナイトは、古生代から出現し始め中世代後期に特に栄えた生物です。
多種多様なものがいたらしく、10,000種以上が報告されているとも言います。
その広い分布と生息年代の特定されやすさから、代表的な示準化石としても知られています。
ちなみに、アンモナイトは現生生物でいうとオウムガイよりタコやイカの方に近いらしいです。
図鑑説明と設定
“A prehistoric POKéMON that lived in the primordial sea, it swims by twisting its 10 tentacles about.”
“原始の海で生きていた先史のポケモンで、10本の触手をうねらせて泳ぐ。”
Primordial Sea というのはあのゲンシカイオーガの特性・はじまりのうみ の英名でもあります。
10本の触手というのはオウムガイと比べるとかなり少ないようです。
あちらは少ないものでも50本程度を持っていると言われています。
絶滅種のアンモナイトについてはあまりに種が多いのもあり確かな情報が見当たりません。
ただ、貝の形の多様性も考えると触手10本程度の種がいた可能性は十分にあるのかもしれません。
さて、今週のポケモンはオムナイトでした。
『ピカブイ』では複数入手できるらしいものの、逆に『GO』からの輸送個体はソフト図鑑にカウントされないのですね。
どうにもリメイク作品の『HOME』との連携は複雑です。
それでは、来週もまたよろしくお願いします。
参考文献
Bulbapedia
Wikipedia Nautilus Ammonoidea