Milceryの名前の由来・設定考察
マホミル、虚無の顔をしていて可愛いですね
Milcery
Pokemon Sword
“This Pokémon was born from sweet-smelling particles in the air. Its body is made of cream.”
詳しい内容は “続きを読む” から。
概要
第八世代、剣盾で登場したマホミルです。
出現率はそれなりですがシンボル沸きしないので意外とスルーしがちです。
従来の特殊進化はレベルアップを前提とするものばかりでしたが、それすらもいらない新規方法で進化します。
フォルムを別カウントするのであれば、実に63の分岐進化を持つことになりイーブイもびっくりです。
その特殊性からか、レイドのピックアップでは進化後ではなくこちらが選ばれた時期もありました。
名前の由来
Milcery (Cream Pokemon)
Milk “乳” + Sorcery “魔術” と思われます。
褒め言葉にも使う magic と比べると sorcery は若干怪しげな魔術になります。
3Dモデルでは、クリームの玉がマリオのバブル(火の玉)のごとく上下しています。
これを鑑みるに、モチーフとして魔女のかき混ぜている怪しい壺(釜?)が含まれている可能性が高いです。
体の形も、何となく壺と言えそうな形状ですね。
ついでにメスしかいないポケモンですし、後述の進化の設定とも噛み合います。
一応書いておくと、日本語名は魔法+ミルクでそのままと思われます。
図鑑説明と設定
“This Pokémon was born from sweet-smelling particles in the air. Its body is made of cream.”
“このポケモンは空気中の甘い香りの粒子から生まれた。体はクリームでできている。”
中学の受動態でやると思われる、of は材質、from は材料、の実例になっています(from は born についていますが)。
起源としては空気中の粒子だが、現在の体はクリームということですね。
粒子がどうやってクリームになったのか謎ですが、これがこのポケモンのテーマなのではないでしょうか。
進化後のマホイップの英語名には alchemy “錬金術” が含まれます。
このあたりは系列全部で扱った方がわかりやすいので、一週一匹のこの記事のシステム上の欠陥です。
元々は空気中の塵に過ぎないものが何らか不思議な力で自我を持ち、クリームを生じ、さらに多種多様に進化するわけです。
錬金術では「賢者の石」に代表される触媒の考えがあったことと、マホミルのデザインもここで繋がってきます。
「マホミルにアメざいくを持たせて回る」という動作は、「壺に触媒を入れてかき混ぜる」作業と考えられます。
その混ぜ方や何の触媒を入れたか、そして環境的な力(時間帯)によって産物が決定します。
これに「ミルクを混ぜて泡立て、クリーム(ホイップ)にする」がかけられているのですから、見事なデザインです。
甘いものを食べにいきたいのですが外に出られないので今週はマホミルでした。
誰か天才的な人がデザインしていると思います。
ついでに、弱いのに報酬がおいしいマホミルレイドも復活してほしいところです。
それでは、来週もまたよろしくお願いします。