Pokemon of the Week 193: Emboar

Emboarの名前の由来・設定考察

2021年が半分終わったそうです。
時間過ぎるの早くないですか?

Emboar
“A flaring beard of fire is proof that it is fired up. It is adept at using many different moves.”

Pokemon Black Version 2

詳しい内容は “続きを読む” から。

概要

第五世代の最初のポケモン、ポカブの最終進化形であるエンブオーです。

3世代連続する格闘複合で、最もHPが高く遅い見た目通りの性能です。

和・洋・中のそれぞれをイメージしたイッシュ御三家で、中華風のモチーフを担当しているようです。

世代のテーマであるさまざまな文化の複合の一端が、最初のポケモンにも見られるというわけです。

フレアドライブを代表とする反動技を多数備え、隠れ特性もすてみになっていますが、とびひざげりがないのは悔やまれます。


名前の由来

Emboar (Mega Fire Pig Pokemon)

Ember “残り火” + Boar “猪” でしょうか。

とはいえ、ember は技:ひのこの英語名に当たるような弱々しい火です。

イメージとの乖離を考えると、日本語の「炎(エン)」が元と言ってしまってもいいかもしれません。

中国語の拼音だと yán だそうで、こちらも残念ながら少し違いますね。

猪と豚については、分類学上区別されないとのことなので誤差です。

野生的という意味では猪の方がイメージに合っている気がします。

また、エンブオーの日本語での分類名は「おおひぶたポケモン」です。

火の豚というのはもちろん、「火蓋を切る」もかかっているものと見られます。


図鑑説明と設定

“A flaring beard of fire is proof that it is fired up. It is adept at using many different moves.”

“燃え盛る炎の髭はエンブオーが燃えている証だ。多くの異なる技を用いるのに熟練している。”

実際のところ、やたら広い技範囲はエンブオーの特徴の1つです。

格闘の標準装備である岩技の中でももろはのずつきが光り、ワイルドボルトや果てはねっとうまで習得可能です。

どくづきであったり、ふいうちといった小技も完備しています。

中国拳法

せっかくなので中国の武術について少し述べます。

中国拳法というとカンフーなどが思い浮かびますが、功夫というのはそもそも武術を指す中国語ではないそうです。

功夫自体は努力によって身につけることのできる「技術」を表すとのことです。

カンフー映画の普及の立役者にジャッキー・チェンがいますが、中国拳法全体の誤解にもつながっていると思われます。

半裸でヌンチャクというのはNINJAレベルのステレオタイプである可能性は認識しておくべきではないでしょうか。

一方、「武術」は wǔshù と読み、こちらはそのまま武術の意味です。

中国拳法は「気」を用いるような特徴があり、宗教的な思想と関わりが深いようです。

その名の通り仏教の流れで生まれた少林寺拳法の他にも、道教、イスラム教(回教)などの流派があるそうです。

大きく南派と北派に分かれるらしく、その区別はあることを彷彿とさせます。

が、ネタ切れを防ぐため最適任の回に回したいと思います。おそらく来週です。

ブルース・リーが進めたジークンドーは非常に新しい流派ですが、シンボルには陰陽道のものが取り入れられています。

この点でも、現在まで思想と武術が強く結びついているものであると言えます。


さて、今週のポケモンはエンブオーでした。

なぜか下半身だけ青くなる色違いが特徴的ですが、実は通常色も心なしか下半身の方が赤みが強いようです。

一応、別の色エリアとして設定されているらしい、という小ネタです。

それでは、来週もまたよろしくお願いします。

前回の記事へ

参考文献

Wikipedia Chinese martial arts Jeet Kune Do
日本医事新報社

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