Flabébéの名前の由来・設定考察
青以外の個体、実在してます?
Flabébé (Blue Flower)
Pokemon X
“It draws out and controls the hidden power of flowers. The flower Flabébé holds is most likely part of its body.”
詳しい内容は “続きを読む” から。
概要
第六世代で登場した、フラベベです。
生息する場所によって、花の色が5種類存在する特徴があります。
当時初登場だったフェアリータイプで、ストーリーでも進化後のフラエッテが特別な役割を担う、ある意味で『XY』を代表するポケモンです。
花を抱えているものの草タイプではなく、それでいて習得技は草技だらけというやや紛らわしい性質でもあります。
o.1m/0.1kgという、最小のポケモンというのはあまり意識されていないかもしれません。
名前の由来
Flabébé (Single Bloom Pokemon)
Flower “花” + Bébé “フランス語:赤子” と思われます。
英語版でデフォルトの名前に記号付きの文字が使われているのはフラベベだけです。
『XY』の舞台がフランスをモチーフにしていることを意識していると見られ、ここからも世代の代表的な位置付けが伺えます。
フランス語
フランス語は、ラテン語の後継にあたるロマンス語の一つです。
ただし、歴史的・地理的要因などによって、イタリア語やスペイン語などと比べると(正式な)ラテン語から少し離れた性質を持っている印象です。
一見して特徴的なのは音声面で、末尾の子音が無音化する、後続の母音と結びつくなどの規則があります。
また、音自体も英語などにないものが複数あり、円唇の前母音などを持ちます。
これは、/u/などを発音するときのように唇を丸めて i や e にあたる音を発音するもので、もちろん日本語でも通常使わない音です。
英語読みもローマ字読みも通用せず、多数の発音(もしくは表記)規則があるものの、音と表記法の関係自体は英語より体系だっている、という意見もあります。
また、文化的には政策上かなり保守的なのもフランス語の特徴です。
新語を定義するための公的機関があり、また、公共でのフランス語の使用率を規定する法律があるなど、かなり管理された言語です。
残念ながら私はそこまでの素養がないのであまり詳しくは語れないのですが、独特の社会的規範に守られた言語であると言えるのではないでしょうか。
図鑑説明と設定
“It draws out and controls the hidden power of flowers. The flower Flabébé holds is most likely part of its body.”
“花々の隠れた力を引き出し、制御する。フラベベが抱えている花は体の一部のようだ。”
姿によって図鑑の文が変わる『USUM』でも、フラベベは全色で共通の文章が使われています。
文章の内容的に、特に書き換えが必要な部分がなかったという偶然でしょうか。
花の部分が体としてカウントされているとすると、本体は5cm程度しかないことが予想されます。
今後、『LEGENDS』のような実際のサイズが反映される仕様が主流になった場合、視認すら困難になりかねません。
出演困難な理由にならないことを願うばかりです。
さて、今週のポケモンはフラベベでした。
イベント開始直後に別の色が影で表示されていたのでそこそこ湧くものだと思ったら、それ以降一切目にしていません。
できれば今のうちに数を揃えたいのですが……
それでは、来週もまたよろしくお願いします。
前回の記事へ