Pokemon of the Week 224: Kleavor

Kleavorの名前の由来・設定考察

Kleavor
“A violent creature that fells towering trees with its crude axes and shields itself with hard stone. If one should chance upon this Pokémon in the wilds, one’s only recourse is to flee.”

Pokemon Legends Arceus

詳しい内容は “続きを読む” から。

概要

『Legends』で登場した、バサギリです。

ストライクの分岐進化として、最初に発表された同作の新ポケモンです。

ストーリーではアクションパート最初のボスとしても相対することになります。

強化先というよりは互換の趣が強かったハッサムと同様、合計の能力値はほとんど変わらずスピードを落としてパワー型に転じています。

しかし、どうやら内部数値ではストライクやハッサムより5だけ合計値が高くなっているようです。


名前の由来

Kleavor (Axe Pokemon)

Cleaver “大包丁” と思われます。

この系統はみな、scythe、scissor と得物の名前を崩した名前になっています。

肉切り包丁というとやや見た目のイメージと違いますが、Axer ではさすがに、ということでしょうか。

残念ながら、Scyther と Scizor で一音のみの違いになっている性質は受け継がれていません。

能力値としても、ほんの僅かながら完全な互換ではないというのも絡んでくるのかもしれません。

金剛

バサギリという日本語名は、「バッサリ切る」「カマキリ」というのが見たところです。

それに加えて、berserk や「婆娑羅」も含まれるのではないか、という考えもあるようです。

婆娑羅は、戦国時代に先んじて旧来の伝統に従わず、自由奔放に派手な振る舞いを見せた者達の呼び方です。

語源には諸説があるようですが、その一つとして仏教用語の金剛杵(Vajra)から来ている、というものがあります。

Vajraはインドラという神が下す雷を操る武器で、転じて「力強いもの」を表すようになったそうです。

(雷を下す、というと別の文化圏で雷神トールに見られるものと似ています)

その強固であることからダイヤモンドにも金剛の名前が使われている、といったことのようです。

とはいえ、ここまでの語源がデザインに考慮されていることはなさそうで、もしそうであればバサギリをコンゴウ団の側に当てていたはずです。


図鑑説明と設定

“A violent creature that fells towering trees with its crude axes and shields itself with hard stone. If one should chance upon this Pokémon in the wilds, one’s only recourse is to flee.”

“聳え立つ木々を粗削りの両斧で切り倒し、自らを固い石で守る凶暴な生物。自然界でこのポケモンに出会うようなことがあれば、唯一の手は逃げることだ。”

最初の新ポケモンだけあって、『Legends』の世界観が現れた説明文です。

ポケモンというカテゴリが確立されていないのか、一文目では creature という表現をされています。

尋常な人間は応戦手段を持っていないという前提の世界なので、現在(シンオウ時代)で見れば十分に対抗の余地はあるのかもしれません。

ところで、今回の図鑑の日本語のテキストは古風な言い回しで書かれています。

なんとなく英語もこれまでとは雰囲気が違うような気がしますが、実際のところはやはり母語話者に聞かないとわかりませんね。


さて、今週のポケモンはバサギリでした。

今作は、『DPt』の系譜らしく追加進化が多いので、色違い収集家としては過去作から転送して進化、で補えてしまう気がしています。

ただ、システム上かなり入手が容易になった種もあるようなので乱獲していきたいです。

それでは、来週もまたよろしくお願いします。

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参考文献

Bulbapedia
Wikipedia日本語版 ばさら 金剛杵

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