Squirtleの名前の由来・設定考察
7年…7年か…
Squirtle
Pokemon Blue Version
“After birth, its back swells and hardens into a shell. Powerfully sprays foam from its mouth.”
詳しい内容は “続きを読む” から。
概要
初代の最初のポケモンのうちの一匹、水タイプのゼニガメです。
図鑑番号においても最初の水ポケモンであり、このタイプを代表する一匹です。
猛烈に優遇されているリザードンと比較されがちな他2系統ですが、ゼニガメに関しては『スマブラ』にも出演するなど見ようによっては2番目に扱いが良いです。
アニメでも、サングラスが特徴的な個体がサトシの手持ちとして活躍しました。
実はかなり器用なポケモンで、あくび、ねこだまし、ミラーコートといった補助技や、しおふき、はどうだんといった希少で強力な攻撃技も備えています。
名前の由来
Squirtle (Tiny Turtle Pokemon)
Squirt “噴出する” + Turtle “亀” と思われます。
squirt には「ガキ」といった若者に対する否定的な表現としての名詞もあるそうです。
上品な言い回しではないものの、「子亀」という意味にも取れるということですね。
日本語では、「銭亀」というのが実在の生物を表す語として知られています。
生物学上の一種を表す名前ではなく、特定種の幼体を指して言う言葉のようです。
ある意味、ウーパールーパーと似たような事情でしょうか。
古くはニホンイシガメ、近年ではクサガメの子をそう呼ぶとのことです。
甲羅が銭に似ているからこう呼ばれたそうで、ゼニガメにも同様の由来が説明されたことがあるそうです。
図鑑説明と設定
“After birth, its back swells and hardens into a shell. Powerfully sprays foam from its mouth.”
“誕生後、背中が膨れ固くなって甲羅になる。口から泡を力強く吹き付ける。”
亀の甲羅は、骨や鱗のように高質化した皮膚が、異常に広がった肋骨の上に乗っている、という状態が近いようです。
骨格からすでにその形をしているため、「膨らんで」というのは違いそうですね。
当然、甲羅の中央に沿って背骨もあるわけですが、頭(首骨)や骨盤の位置とのつながり方がかなり奇妙な様子になっています。
ゼニガメはさらに二足方向なので、骨格は輪をかけて異常な形になりそうです。
まあ、最初の代表的な三匹の時点で超現実に振り切れていたからこそ、拡張性の高いカテゴリになれたのかもしれません。
さて、今週のポケモンはゼニガメでした。
『GO』も最近のゲームと思っていたのですが、もう7年前なのですね。
本当は、『GO』の特殊性について書こうとしていたのですが、脱線が過ぎる気がしたので気が向けば別立てにします。
それでは、来週もまたよろしくお願いします。