Pokemon of the Week 148: Toxtricity

Toxtricityの名前の由来・設定考察

ルーター変えたら電波が届きやすくなりました。

Toxtricity (Amped Form)
“When this Pokémon sounds as if it’s strumming a guitar, it’s actually clawing at the protrusions on its chest to generate electricity.”

Pokemon Sword

詳しい内容は “続きを読む” から。

概要

第八世代で登場した、ストリンダーです。

性格によってフォルムが異なるという、今までになかった種類の分岐をするポケモンです。

ミントによる性格補正変更が追加されたからこそ実現された仕様と言えるかもしれません。

固有タイプに専用特性・専用技、レア技のほっぺすりすり、限定キョダイ持ち、ストーリーにも何かと現れ、優遇されています。

進化前はなんと第四世代以来の追加となるベイビィポケモンらしいです。


名前の由来

Toxtricity (Amped Form) (Punk Pokemon)

Toxic “毒性の” + Electricity “電気” と思われます。

Toxicity “毒性” という単語もあります。

パンクロックのアウトローな属性を、毒タイプによって表したデザインのようです。

Amped というフォルム名は、異常なレベルで興奮していることを表します。日本語版は「ハイなすがた」です。

どうも、毒がキマっているようです。

それと同時に、エレキギターに繋ぐ amplifier も amp なので、かなり近しいダブルミーニングとも考えられます。

日本語名は、String “弦” + Salamander “サラマンダー” のようです。

炎の要素はないので、空想上のトカゲ、くらいの意味でしょうか。

図鑑説明と設定

“When this Pokémon sounds as if it’s strumming a guitar, it’s actually clawing at the protrusions on its chest to generate electricity.”

“このポケモンがギターをかき鳴らしているような音を立てるとき、実際には胸の突起を引っ掻いて電気を生み出している。”

pro- “前へ” + trudere “押す” の protrude “突き出る” という動詞があるそうです。

この動作は、実際にしばしば目にすることができます。

ハイなすがたの胸の突起は6つで、一般的なエレキギターの弦の本数に相当します。

この点は、後述のローなすがたと比べるとよくわかります。

ローなすがた

Toxtricity (Low Key Form)
“It has an electrical organ on its chest. While generating electricity, it fills its surroundings with what sounds like the strumming of a bass guitar.”

Pokemon Shield

“胸に電気器官を持つ。電気を生み出しながら、周囲をバスギターの音のように聞こえるもので満たす。”

シンプルに訳が下手。strumming がうまくいかないですね。

こちらは4本弦のエレキベースに対応しています。

low-key は控えめという意味もあるようですが、性格は高圧的なようなので該当しなさそうです。

一応、ひかえめな性格だとこちらの姿になります。

キョダイマックス

Gigantamax Toxtricity
“Out of control after its own poison penetrated its brain, it tears across the land in a rampage, contaminating the earth with toxic sweat.”

Pokemon Shield

“自分の毒が脳に浸透して正気を失い、毒性の汗で大地を汚染しながら怒りに任せて地面を引き裂く。”

公式が推すポケモンにしてはあまりに物騒です。

この形態になると顕著ですが、頭の鶏冠は電気であると同時に、電子化された音の波形でもあるようです。

電気と音をこういった形で結びつける発想は個人的にとても秀逸だと思います。

専用技は G-Max Stun Shock “キョダイカンデン”。

攻撃時のモーションはロックのパフォーマンスのように、ギター状の雷撃を生成して地面に叩きつけます。

技自体に音要素はなく、音技としての扱いも受けません。

明らかに音技の名前をしたラプラスの G-Max Resonance でさえ身代わりを貫通しないので、まあ妥当といえば妥当です。


さて、今週のポケモンはストリンダーでした。

ギターとかロック関係は詳しくないのであまり語れないんですよね。

固有名詞が多くなると尚更不正確な情報を書きたくないので…

ただ、記事に納得いっているかというとそうでもないので、ごく低い確率で追記が行われるかもしれません。

それでは、来週もまたよろしくお願いします。

前回の記事へ

参考文献

Bulbapedia
Online Etymology Dictionary

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

2017 - 2024 ポケモンで英語を学ぶ人の雑記.


当サイトは非公式のファンサイトです。
引用の画像及び文章は、株式会社ポケモン、ゲームフリーク並びに関係企業に帰属します。