Pokemon of the Week 81: Talonflame

Talonflameの名前の由来・設定考察

ランダムに選んでみましたが、ある意味母の日に合っている?
それ以上に害鳥のイメージも強いですが…

Talonflame
“Its favorite foods are Wingull and Pikipek. It attacks with a powerful kick and grasps them firmly in its talons.”

Pokemon Sun

翻訳・解説は “続きを読む” から!



概要

第六世代、XYのポケモン、ファイアローです。

いわゆる序盤鳥の枠でありながらタイプが変化し、夢特性によって対戦でも活躍できます。

ちなみに、これは同期の序盤小動物枠、ホルビーにも共通します。

新ポケモンの数が少ないXYだからこそ、対戦に関われないポケモンを減らす努力なのかもしれません。

ストーリーで使った個体にも、空を飛ぶ+孵化促進という仕事が残されています。

ですが、その実態は「活躍できる」どころの騒ぎではない最強の一角でした。

なお、XYから名前の枠が6文字になることを、身をもって初めて示したポケモンです。


名前の由来

Talonflame (Scorching Pokemon)

Talon “鉤爪” + Flame “炎” 以上は見当たりません。

かなり直球なネーミングと言えます。

一方の日本語版は、Fire “火” + Arrow “矢” に加えて、Sparrow “雀” もかかっているという説が挙がっています。

これ自体はどう考えても雀ではない(進化前もコマドリ)ですが、一応、朱雀というものがあります。

また、ハイタカという小型の鷹が sparrowhawk と呼ばれるそうです。

『ゲド戦記』の主人公の名前ですね。

大きさを比べるとその線は薄そうですが、考察の1つとして紹介しておきます。

タカ?ワシ?ハヤブサ?

そもそも、このポケモンのベースは何の鳥なのでしょうか。

日英の名前や設定から窺い知れるのは、何らかの猛禽であるということだけです。

何より、鷹と鷲などはどう違うのでしょうか。

結論としては、「猛禽類」という分類自体が系統的には作れないようです。

大型の肉食鳥類を、特徴から総称しているだけらしいです。

タカ目

鷹と鷲、コンドルが属しています。

鷹と鷲に至っては同じタカ科のようで、何となく大きく感じたら鷲、ぐらいの違いしかないようです。

情報を見るに、コンドルの分類はかなり錯綜しています。

別個の目であるという見方もあるようです。

フクロウ目

主に夜行性です。

耳のように見える突起があればミミズク、なければ梟らしいです。

系統では、啄木鳥と近いようです。

ハヤブサ目

近年になって、タカ目から独立したそうです。

鷹や鷲より雀や鸚鵡と近いと思われています。

日本の学会でも、「猛禽類」自体から外されました。

で、結局何の鳥?

わかりませんでした。

猛禽類(及び隼)は系統はともかく、形態的に明確な違いを見つけるのは素人目には難しそうです。

Bulbapediaでは Peregrine Hawk (又の名を Duck Hawk、もはや何の鳥か)がベースとして挙げられていますが、判断がつきません。

なお、中国語版の名前の見解は、簡体字が烈箭鷹、鷹であり、繁体字が
烈箭鶲、鶲(ヒタキ)でした。

火焼(ヒタキ)がコマドリの仲間というのも、この系統を考えると重要な情報かもしれません。


図鑑説明と設定

“Its favorite foods are Wingull and Pikipek. It attacks with a powerful kick and grasps them firmly in its talons.”

“好物はキャモメとツツケラだ。強力な蹴りで襲いかかり、それらを鉤爪にしっかりと掴む。”

餌ですら鴎と啄木鳥になっていて、生息地という考察材料もくれませんでした。

蹴りという攻撃手段も、猛禽類に限らず鳥類全般のメジャーな戦闘方法のようです。

系統がそこまで近くないのにも関わらず共通した特徴を持つことは、狩りをして生存する上で必要だったから、だそうです。

魚とイルカの類似性と同様に、ある条件で結果的に特定の形が有利だったため、似ているのでしょう。

そのせいで、前述の通りに系統の研究は大混乱したようですが…

やっぱり、特性

ここまで、猛禽類という生物について中心に語ってきましたが、ファイアローを語る上で特性は外せません。

英名を Gale Wings “疾風の翼” というこの特性が、その強さを支えていました。

“Gives priority to Flying-type moves.” というシンプルだからこそ縛りのない説明文で、高威力技、補助技、回復技と何でも先制で使います。

動詞の変化形から始まっていますが、これはSNSの投稿などでも見られる、タイトル(アカウント名)が主語と見なされるらしい現象でしょう。

なお、第七世代では続けて “when the Pokemon’s HP is full.” という従属節が与えられ、その強さは半ば終了しました。


今回は、サンムーンになってから、空を飛ぶ不要・翼弱体と仕事のほとんどを奪われたファイアローでした。

ポケモン史上、類を見ないほどの弱体化でしたが、あまり同情はできません。

鬼羽の恨みは二度と忘れません。

それでは、来週もまたよろしくお願いします。

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参考文献

Bulbapedia
Wikipedia Peregrine falcon Bird of prey
Wikipedia日本語版 ハイタカ ゲド戦記 (映画) 猛禽類 タカ目 ハヤブサ科 フクロウ目 ヒタキ科

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