Froslassの名前の由来・設定考察
2月半ばはこんなに気温が高いのでしたっけ
Froslass
Pokemon Diamond Version
“It freezes foes with an icy breath nearly -60 degrees F. What seems to be its body is actually hollow.”
詳しい内容は “続きを読む” から。
概要
第四世代の追加進化、ユキメノコです。
オスのみが進化するエルレイドと対照的に、メスのみがめざめいしで進化することができます。
タイプにはゴーストが追加され、それゆえか氷としては珍しくおにびを習得する他、なぜか電気技も割と得意とします。
一方で、オニゴーリは覚えられるぜったいれいいどやフリーズドライは習得できず、氷としての専門性はやや劣ります。
能力は全ステータス80のオニゴーリから耐久面を10ずつ速さに回しており、意外にも物理面と特殊面は同値です。
名前の由来
Froslass (Snow Land Pokemon)
Frost “霜” + Lass “娘さん” と思われます。
日本語と概ね同じ構成の名前です。
女の子(めのこ)という古風な表現が使われている分、日本語の方がイメージには合っているでしょうか。
Lass については、トレーナーの「ミニスカート」に対する訳として当てられています。
英語版のトレーナーの肩書きは前置詞などなくそのまま名前の前に置かれます(Champion Nemoa)。
「の」という汎用性のあまりに高い詞が入っている日本語と異なり、このように服装の特徴だけを置くのが厳しいための変更でしょう。
特段「ミニスカート」が称号として機能しているわけではなく、「の」自体が服装を表す機能を持っています(着物の男、黒鎧の騎士)。
「じゅくがえり」なども明らかに後続する「の」に依存した名称ですね。
今でこそ色々な例外表記があるものの、必ず「の」が後続するという昔のメッセージ仕様に合わせた名付けかと思われます。
図鑑説明と設定
“It freezes foes with an icy breath nearly -60 degrees F. What seems to be its body is actually hollow.”
“華氏-60度に迫る冷たい息で敵を凍らせる。体に思えるものは実際には虚である。”
実は、第四世代から第七世代まで存在した図鑑の「形」分類では、イシツブテと同じカテゴリに属します。
顔面だけのオニゴーリと実際の特徴は変わらず、本体である頭から腕が生えて空洞の布をぶら下げているという異形ですね。
おそらく、実際の構造としては頭の後ろの突起部分が尻尾に当たるのでしょう。
ユキメノコの3Dモデルの特徴的な揺れ方も、頭に引きずられる形で他が揺れている、という表現だと思われます。
まあ、なぜかランドロスやフラージェスなどもこのカテゴリなので「足がない」くらいの意味なのかもしれませんが……
さて、今週のポケモンはユキメノコでした。
割と気に入っているポケモンなので今ほど速さがインフレしていない『ORAS』の頃はレートで使っていましたね。
ゲンガーと同速なのでそこそこ優秀でした。それこそゲンガーでいいんですけど……
それでは、来週もまたよろしくお願いします。
参考文献
Bulbapedia Froslass(Pokemon) List of Pokemon by shape