Bergmiteの名前の由来・設定考察
氷ポケモン少なすぎ問題
Bergmite
Pokemon Shield
“This Pokémon lives in areas of frigid cold. It secures itself to the back of an Avalugg by freezing its feet in place.”
詳しい内容は “続きを読む” から。
概要
第六世代で登場した、カチコールです。
さりげなく『剣盾』『SV』ともに初期から登場しており、『BDSP』を除いて登場数が絞られた後も出現機会を得ています。
『LEGENDS:A』では進化後のリージョンフォームが追加されているため、今順調に出世しているポケモンかもしれません。
速さと特殊面を完全に切り捨てた能力値は進化前の時点でその片鱗を見せています。
ヒスイ種に至っては、進化によって200以上増える数値のうちこの3つの数値上昇が合計たった13という恐るべき成長をします。
名前の由来
Bergmite (Ice Chunk Pokemon)
Iceberg “氷山” + Mite “小さいもの” と思われます。
iceberg はオランダ語 ijsberg “氷山” を一部だけ翻訳したものだそうです。
オランダ語は英語と比較的近しい言語なので、同じ語源を持つ語が英語にもあります。
頻繁に目にする機会はないかもしれませんが、barrow “塚” というのが同源です。
ちなみに、「氷山の一角」は英語で (the) tip of the iceberg と言います。
図鑑説明と設定
“This Pokémon lives in areas of frigid cold. It secures itself to the back of an Avalugg by freezing its feet in place.”
“このポケモンは極寒の地域に住んでいる。その場で足を凍らせることで、クレベースの背中に自身を固定する。”
secure という動詞が「固定する」という意味で使われています。
保護する、という意味で見られることが多いように思いますが、こういった用法もあるのですね。
in place の訳出位置は迷子気味です。
「その場で」というのが参照する場所の前に出てしまうので、日本語としてはあまり良くないです。
さて、今週のポケモンはカチコールでした。
冬になると氷タイプを扱いたくなるのですが、なんと60種類程度しかいないので系統で言うとほぼ使い切っているのですよね。
希少そうなドラゴンなどよりよっぽど少ないので、実は枯渇しかけているタイプです。
それでは、来週もまたよろしくお願いします。