Pokemon of the Week 404: Hisuian Zoroark

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Hisuian Zoroarkの名前の由来・設定考察

Hisuian Zoroark
“With its disheveled white fur, it looks like an embodiment of death. Heedless of its own safety, Zoroark attacks its nemeses with a bitter energy so intense, it lacerates Zoroark’s own body.”

Pokemon Legends: Arceus

概要

第五世代で登場したゾロアークの、ヒスイのすがたです。

固有である無/霊の複合は、事実上、単霊の上位互換となる独特で優秀なものです。

特性は、イッシュ種と同じく、手持ちの最後尾に化けて出現するイリュージョンです。

この運用上、無効3を持つ独特の耐性はかなり有効に働きます。

ただし本体のパワー不足と、一度看破されれば他の手持ちの情報も与えるデメリットから運用は相変わらず難しめです。


名前の由来

Hisuian Zoroark (Baneful Fox Pokemon)

Zorro “スペイン語:狐” + Arch- “偉大な-” と思われます。

実は、以前に原種を扱っているので完全に繰り返しです。

設定上、時系列がヒスイの方が前なので、原種という言い方をするのはやや間違っているような気もしますが……

属性が含まれている名前ではないため、ヒスイ種になっても違和感はほとんどありません。

「悪」というのが含まれていたとしても、後述のように凶暴性が増しているので、むしろ合っていそうです。


図鑑説明と設定

With its disheveled white fur, it looks like an embodiment of death. Heedless of its own safety, Zoroark attacks its nemeses with a bitter energy so intense, it lacerates Zoroark’s own body.

乱れた白い毛皮により、死の化身のように見える。自身の安全には気を留めず、ゾロアークは痛烈なエネルギーで敵を攻撃し、それはゾロアーク自身の体も傷つける。”

『LEGENDS: A』特有の現代語として綺麗にいかない文章です。

それだけでなく、語彙も日本語化しづらいですね。

特に、bitter というのは「辛い」という感情を表す形容詞で、これが energy にかかっています。

さらに、bitter cold というと「凍てつく寒さ」なので、その厳しさも表しています。

この意味を日本語化して反映するのはかなり難しいです。

Bitter は Bitter Malice “うらみつらみ” という専用技にも使われているため、ちょうどいい英語であるのは確かです。

Nemeses は nemesis の複数形で、ギリシア神話の天罰の女神に由来します。

元来は復讐の神ではありませんが、いくつかの文化や逸話がそのようなイメージを与えているものと思われます。

アテネで行われた Nemeseia では、死者の魂が生者を恨むことを避けるよう行われた儀式です。

また、神話ではアルテミスが侍女の一人に(わかるが、しょうもない理由で)天罰を下すよう頼む話があります。

これはしっかり遂行されますが、詳細はちょっとここでは差し控えます。そういう内容なので……


さて、今週のポケモンはヒスイゾロアークでした。

404の対象を何にしようか考えていましたが、記録を抹消された伝説のポケモンみたいなのは案外少ないのですね。

伝承がうまく残っていない(剣盾)、封印された(レジ)などは近いのかもしれませんが、404という感じではなく迷いました。

それでは、来週もまたよろしくお願いします。

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参考文献

Bulbapedia
Wikipedia

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