Pokemon of the Week 419: Greninja

Greninjaの名前の由来・設定考察

ミュウか何かのZ技とかも後から入手が不可能だった覚えがあります

Greninja
“It creates throwing stars out of compressed water. When it spins them and throws them at high speed, these stars can split metal in two.”

Pokemon X

詳しい内容は “続きを読む” から。

概要

第六世代の最初のパートナーの最終進化形、ゲッコウガです。

恵まれたモチーフから極めて人気が高く、『スマブラ』にもポケモンの代表の一匹として参加しているほどです。

性能もかなり優遇されており、特性・へんげんじざいで実質あらゆる技を一致で使えるため特に第七世代の対戦環境で猛威を振るいました。

『剣盾』からは発動が登場ごと一回に制限されてしまい、Z技の消滅とHP倍化、素早さのインフレでやや向かい風になってしまってはいます。

元専用技のみずしゅりけんも連続かつ無効化されない先制技で、本体の能力に合わせてか『SM』から特殊技に変更される異例の待遇を得ています。


名前の由来

Greninja (Ninja Pokemon)

Grenouille “フランス語:蛙” + Ninja “忍者” と思われます。

フランス語なのはそのもののイメージとは合わないものの、初登場のカロスのモデルを考えると妥当です。

シンプルながら ninja を直接名乗るのがずるいですね。

Ninja 自体が英語では外来語なわけなので、フランス語 + 日本語という英語外の組み合わせによる命名という意味では捻りがあると言えるかもしれません。

日本語名の方は「ゲコ」+「甲賀」に、「月光」も読み取れる、こちらもわかりやすく強い言葉を持った名前です。

Gecko “ヤモリ” は、まあ蛙であることを考えると外れてもいませんが、含まれているとは言い難い気がします。


図鑑説明と設定

“It creates throwing stars out of compressed water. When it spins them and throws them at high speed, these stars can split metal in two.”

“圧縮した水から手裏剣を作り出す。回転させて高速で投げつけると、この手裏剣は金属も両断できる。”

Throwing stars というのがここでの「手裏剣」の訳になっているようです。

そこそこ使われている訳のようですが、もはや Shuriken でも通じるようです。

実際、「みずしゅりけん」はそのまま Water Shuriken という名称になっています。

ちなみに、ここでは throw を「投げる」としていますが、正確には手裏剣は「打つ」ものらしいです。


Ash-Greninja
“It appears and vanishes with a ninja’s grace. It toys with its enemies using swift movements, while slicing them with throwing stars of sharpest water.”

Pokemon Y

“忍者の業で現れては消える。素早い動きで敵を翻弄し、極めて鋭利な水の手裏剣で薄切りにする。”

第七世代では正規の図鑑登録がないので、正確には世代が噛み合いませんが「Y」の説明文です。

『SM』のアニメとの連動で配布された特殊な個体が変化する、サトシゲッコウガです。

特殊枠の特性・きずなへんげの効果で敵を倒すと変身し、メガシンカ以上の能力向上とみずしゅりけんの性能変化を得ました。

アニメでの特殊形態がゲームに輸入され、かつ能力も特殊なデータが使われているのは極めて異例の優遇です。

ちなみに、みずしゅりけんは単発威力が上がって固定3連続攻撃になりました。

実は元の状態の4発相当の威力なので、上振れした通常状態と比べると技自体は上位互換ではないようです。

『剣盾』以降、きずなへんげの特性自体は健在なものの、フォルムチェンジはせず3つの能力が1段階上がるというものになっています。


Mega Greninja
“This Pokémon spins a giant shuriken at high speed to make it float, then clings to it upside down to catch opponents unawares.”

Pokemon Legends: Z-A

“このポケモンは巨大な手裏剣を回転させて浮かばせ、逆さまにぶら下がり敵の不意を突く。”

言っている意味がかなりわからないのですが……

敢えて変な姿で現れることで動揺させ、反撃で仕留めるという趣旨の行動のようです。

そもそも高速回転している水手裏剣がホバリングしているのも意味不明ではあるのですが、まあそれは今更ですね。

またも、みずしゅりけんの性能が変化するという特別待遇を受けています。

今度は単発になり、威力が5連発相当に向上します。

正確にはワザプラス(メガシンカ時は全ての技に自動適用)の仕様ですが、『ZA』ではゲッコウガ専用技のため、事実上独自の優遇です。

なお、能力としては無難に全体的な向上がされているようです。

『ZA』組は特性も未設定なので、これからの期待もあっていいですね。


さて、今週のポケモンはゲッコウガでした。

メガストーンの配布に賛否ありますが、意外と食わず嫌いしないでやってみるとそこまで大変でもないという感想です。

もちろん、オンライン限定とか対戦でのネタバレなどの問題はありますが、『ZA』はそもそも通信がないと図鑑も揃わないようですしある種一貫していますね。

それでは、来週もまたよろしくお願いします。

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参考文献

Bulbapedia
Wikipedia日本語版

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