Iron Jugulisの名前の由来・設定考察
虚無回です。理由:ネタ切れ&全ての職務が忙しすぎるため
Iron Jugulis
Pokemon Scarlet
“It resembles a certain Pokémon introduced in a paranormal magazine, described as the offspring of a Hydreigon that fell in love with a robot.”
詳しい内容は “続きを読む” から。
概要
第九世代で登場した、テツノコウベです。
パラドックスポケモンの一種で、未来のサザンドラと思われます。
タイプは悪/飛になっており、ドラゴンではなくなっています。
元が600族のためやや全体的な能力はわずかに低下してしまっていますが、微妙だった素早さが100を超えているのは魅力的です。
技は現代種と同様に豊富で、無難な特殊アタッカーになっています。
名前の由来
Iron Jugulis (Paradox Pokemon)
Iron “鉄の” + Jugulis “ラテン語:喉元(に)” と思われます。
Iron はともかくとして、Jugulis はラテン語 jugulum の複数形与格(もしくは奪格)です。
複数形なのはともかくとして、与格は「に」にあたるような、典型的には間接目的語に使われる格です。
この形になっているのはよく事情がわかりませんね。
3つの首があるため複数形だとして、主格 Jugula か、属格 jugolorum (喉の鉄)になるのがより適切な気がします。
英語だと -s が複数形の形態なので、複数らしく見せるための嘘なのかもしれません。
なお、jugulum 自体もやや新しいスペルであり、古くは iugulum です。
図鑑説明と設定
“It resembles a certain Pokémon introduced in a paranormal magazine, described as the offspring of a Hydreigon that fell in love with a robot.”
“超自然現象の雑誌で、ロボットと恋に落ちたサザンドラの子孫という説明で紹介されていたとあるポケモンに似ている。”
日本語版だと「子供」ですが、英語だと offspring “子孫” になっていて遠い未来の感じが高まっています。
未来パラドックスポケモンは、種によって「発明品」「未来の姿」「(ポケモンには言及しない)サイボーグ」と記述が異なります。
この辺りは、設定を明確にしないためにわざとバラバラにして信憑性を下げているのかもしれません。
さて、今週のポケモンはテツノコウベでした。
完全に虚無にするつもりだったのですが、ラテン語の格が気になってしまいました。
それでは、来週もまたよろしくお願いします。