Pokemon of the Week 61: Snover

Snoverの名前の由来・設定考察

今年も年末です。
デリバードのようなイベントポケモンを消費すると、翌年困りますね。

Snover

“Seemingly curious about people, they gather around footsteps they find on snowy mountains.”

翻訳・解説は “続きを読む” から!



概要

第四世代、ダイヤモンド・パールのポケモン、ユキカブリです。

系統の固有タイプである、氷・草を持ち、特性も、未進化のうちからレアかつ強力なゆきふらしです。

弱点だけ見ると酷いものですが、それを補って余りある特性と独特の耐性で、進化後は今でも一定の活躍をしています。

実は、普通に野生で出現するのは、DPtとXYのみという、図鑑完成の障害となりかねないポケモンです。

高山など以外でも雪の降るシンオウ地方ならではのポケモンと言えます。


名前の由来

Snover (Frost Tree Pokemon)

Snow “雪” + Cover “覆う” または Over “過ぎて” と思われます。

snow over は、「衝撃を与える」といった意味合いのスラングにもなるようですが、用例はあまり出てきません。

日本語名との対応を取るのであれば、coverになりそうです。
もちろん、両方の可能性もあります。

なお、日本語名は適当ネーミングに見えますが、もしかすると「木」「株」がかかっているのかもしれません。

樹氷

さて、この系統の分類名は、「樹氷」です。
これは、英語版では Frost Tree となっています。

樹氷というのは氷の部分を指しますが、この英訳だと木の部分が本体ですね。

その理由として、英語では樹氷にあたる表現がないようです。

そもそも樹氷とは多湿の空気が、木に触れて冷却されることで固まるのが樹氷とのことです。

強風、多湿、猛吹雪などの厳しい条件が揃わなければ、この現象は見られないそうです。

この条件が揃うのが蔵王をはじめとする日本の数カ所と、ドイツの一部にしかないと言われています。

そもそも、英語圏には指し示すべき対象が存在しないということですね。

巨大に成長した樹氷はスノーモンスターと言われ、おそらくこの系統、特に進化後のモチーフです。


図鑑説明と設定

“Seemingly curious about people, they gather around footsteps they find on snowy mountains.”

“人間に興味があるようで、雪山で見つける足跡の周りに集まってくる。”

最初の部分は、正式な文法を持ち出すなら、being が省略された分詞構文のようなものです。

前提となるような条件を、軽い順接「-ので」や「で」で表します。

英語の文は、前提(相手が知っていること)から大事な情報(相手が知らない情報)に流れます。

なので、文の前にこういったものを置けば「前提の確認」に、後に置けば「補足説明」になります。

内容面では、やはり、人里離れた土地にだけ住んでいる設定のようです。

そういったポケモンは、低出現率で現れるようにもできそうですが…
一部地域にだけ、大量に現れるという演出が面白いですね。

この点、やはり土地柄が現れたポケモンというか、寒冷地のある地方ならではのポケモンと言えます。

その場所でこそ希少でないものの、他の土地では見られない。

現実でも、絶滅種とされていた魚が、現地民からすれば普通に釣れるものだったという例もあったくらいです。

何が珍しいのかは、土地、文化によって全く変わるのでしょうね。
日本人が、英訳できない「樹氷」という言葉を普通に使うのと、重なるところがあるかもしれません。


さて、今週は、冬シーズンのポケモンを扱いました。

生息地の狭さというマイナーになりかねない要素を、固有タイプ、レア特性で個性にしている素敵な例です。

個人的には、色違いに自然遭遇した経験もあって思い入れが強いです。

日本の絶景、いつか見てみたいものです。

それでは、来週もまたよろしくお願いします。

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