Noivernの名前の由来・設定考察
ウェールズの国旗はネギ色だったらしいですね
しかしやっぱり特徴的なのはドラゴンではないでしょうか
Noivern
Pokemon Ultra Sun
“Although it has a violent disposition, if you give it a nice ripe fruit that it loves, Noivern will suddenly become tame.”
翻訳・解説は “続きを読む” から。
概要
第六世代、XYで登場したオンバーンです。
単タイプのトルネロスを除けば唯一、飛行を第一タイプにする系統という特徴があります。
アニメではXYシリーズでの、サトシの見た目上歴代最強の手持ちの一匹となりました。
対戦面では最速のドラゴンかつ、道具を透視するおみとおしで他に真似できない活躍が可能です。
不一致ながら、威力140でデメリットのない異常な攻撃技のばくおんぱも習得します。
名前の由来
Noivern (Sound Wave Pokemon)
Noise “(雑)音” + Wyvern “ワイバーン” と思われます。
日本語名と同じと言っていいと思います。
ドイツ語名とファフニール
正直なところ英語名に関しては上記の通りであまり書くことがないのですが、この系統で特徴的なのはドイツ語名です。
UHaFnir という途中に大文字を含むスペルをしており、進化前(eF-eM)共々一覧でかなり目立ちます。
UHF “Ultra-High-Frequency/極超短波” + Fafnir “ファフニール” と思われる名前です。
UHFは短距離通信を中心に使われる電波らしく、テレビの地上波放送の電波だそうです。
一方のファフニールは北欧神話、またそれをモデルにした『ニーベルングの指環』に登場する人物です。
元はドワーフ(『指環』では巨人)でしたが、神々から得た財宝を独占することに執心してドラゴンに似た怪物に姿を変えます。
結局はシグルド/ジークフリートに討伐されることになります。
どちらの由来も「音波」ではない、翼のあるドラゴンかどうか怪しいなどと元のモチーフから外れてはいそうです。
とはいえ印象に残りやすいネーミングではないでしょうか。
図鑑説明と設定
“Although it has a violent disposition, if you give it a nice ripe fruit that it loves, Noivern will suddenly become tame.”
“凶暴な気性を持ってはいるが、大好きな美味しい熟れた果実を与えれば、オンバーンは突然に従順になるだろう。”
特に区別される場合、ワイバーンはドラゴンより低級な生物として扱われることが多いです。
人間に従う、または騎乗されるような場合は日本語でドラゴンでも wyvern の英訳が当てられることもあります(FEなど)。
一応の区別としては前足が独立しているか翼と一体化しているかがあり、主にイギリス圏で明確です。
イギリスではウェセックス旗などにも使われるための区別でしょうか。
ドラクエのローカライズを見る限り、大した違いは感じられませんが……
まあ「ドラゴン」クエストですし、終盤にしかドラゴンが出ない作品では不公平なサンプルではあります
洋ゲーに詳しければもう少し明確かもしれません。
Skyrimのドラゴンがワイバーンだと怒っている一団がいるらしいです。
基本的にはドラゴンの部分集合がワイバーンで良いと思います。
今週は、剣盾内定の裏どりで苦労したポケモンの一匹、オンバーンでした。
公式絵の接地よりゲームでの飛行が格好いいポケモンは珍しいですね
ウォーグルとかオンバーンとか、旅パに加えにくいポケモンの先行公開はやめてほしいのですが……
それでは、来週もまたよろしくお願いします。