Pokemon of the Week 221: Cinderace

Cinderaceの名前の由来・設定考察

アニポケの新無印、久々に見ました
(コイル回だったので)

Cinderace
“It’s skilled at both offense and defense, and it gets pumped up when cheered on. But if it starts showboating, it could put itself in a tough spot.”

Pokemon Shield

詳しい内容は “続きを読む” から。

概要

第八世代の最初のポケモン、ヒバニーが進化したエースバーンです。

ポカブ以来、進化に際して「立つな」と言われ続けてきたせいで最初から立つようになったのでしょうか。

専用技・専用特性・特殊仕様のキョダイ技という3つを与えられ、その全てが優秀という清々しいまでに優遇されたポケモンです。

専用技は、命中こそ90なものの反動なし非接触威力120の一致技・かえんボール、特性は使おうとする技のタイプに変化するリベロです。

キョダイ技は、どんな技を媒介にしても通常の上限値を超えた威力160になる上、相手の特性を貫通するキョダイカキュウとなっています。


名前の由来

Cinderace (Striker Pokemon)

Cinder “灰” + Ace “主力選手” と思われます。

日本語の ace + burn “燃やす” と同様、ほぼそのままのネーミングです。

cinder が名前に含まれるのは Cyndaquil “ヒノアラシ” に続き2回目です。

完全に燃え尽きた ash と比べると、まだ燃える部分が残っているのが cinder というイメージだそうです。


図鑑説明と設定

“It’s skilled at both offense and defense, and it gets pumped up when cheered on. But if it starts showboating, it could put itself in a tough spot.”

“攻守ともに熟練しており、応援されるとやる気を出す。しかし、技量の誇示を始めると、窮地に陥ることもある。”

but から文を始めるな、というのは正式な文法では言いますが、日常的には使われていますね。

似たようなことで、「live は進行相にするな」という文法で生きていたのが、普通に使われていてどうでも良くなった経験があります。

同じ言語を共有していると思っても、容認可能性が割れることは結構ありますね。

特に、形式的な文法ともなると文化的な意図も介在するので、文法書の記述が実際に使われている文法の研究にあまり役立たないといったことにもなります。

英語を起点に話を始めましたが、日本語でも大いにあることです。

例えば、以下の例はどうでしょうか。

君は英語をよく使うから鍛わっているんだね。

「鍛えられている」の意味でこれを抵抗なく受け入れられる人がいるようです。

私は極めて容認度が低いと思うのですが……

他動詞の自動詞化には人間の意図が介在するか、という条件があるらしいです。

容認できる人にとっては「鍛える」は人の意志が介在しなくていいという認識なのでしょうか。

ちなみに、この表現については「方言」という主張もあり得ますが、私が人に聞いた限りでは出身地などはあまり判断に影響していない気がします。

難しいですね。

おまけ

Gigantamax Cinderace
“Gigantamax energy can sometimes cause the diameter of this Pokémon’s fireball to exceed 300 feet.”

Pokemon Shield

“キョダイマックスのエネルギーは、時にこのポケモンの火球の直径を300フィート以上にすることもある。”

30フィートは90mちょっとです。

日本語版ではキリが悪いのか100mという扱いになっています。


さて、今週のポケモンはエースバーンでした。

今世代の炎の代表だからこそ優遇されているのに、特性でそれを捨てていくのはどうなのでしょう。

ゲッコウガはNINJAなので仕方ないです。

それでは、来週もまたよろしくお願いします。

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参考文献

Bulbapedia
Weblio辞書

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