Porygonの名前の由来・設定考察
やってみて初めて学ぶことも多い。
Porygon
Pokemon Ultra Sun
“This Pokémon was created using the cutting-edge science of 20 years ago, so many parts of it have since become obsolete.”
詳しい内容は “続きを読む” から。
概要
第一世代から登場する、ポリゴンです。
初代ではゲームコーナーでのコイン交換で手に入り、なぜか『緑』の方が3割ほど安く手に入りました。
アニメのある事件の責任を押しつけられましたが、近年は僅かに許されたらしく映画に進化後が映り込むくらいはできているようです。
時代に沿って進化が追加されていき、2回の通信進化を必要とする唯一の系統でもあります。
専用技だったりその扱いだったり、特殊な立ち位置にいるポケモンの一種とはいえそうです。
名前の由来
Porygon (Virtual Pokemon)
Polygon “ポリゴン” ですね。
LがRになっているのは単に捩りたいだけなのでしょうか、有力な説明は見つかりません。
一応、日本語で「-ゴン」はよくある怪獣の名前ですが、それが含まれているか知る由はありません。
ポリゴンとテクスチャー
poly-gon というのはそもそも「複数-角形」であり、3Dモデルのための造語というわけではないようです。
ただ、空間にある点同士をつなげて多角形を作る方式が3Dで広く使われるらしく、通常はそれを表します。
どうも3Dモデルはこのポリゴンを使った張り子のような中空の代物で、実際に触れるまで意識されませんでしたが中身は空です。
なるほどそれの方がデータも軽いのかもしれない、と思える仕組みです。
実際、ポリゴン(ポケモン)は非常に少ないポリゴンで構成でき、動きなどを考慮しなければ初心者でも作ることができました。
ポリゴン、本当に3Dモデルのコストが低い#Blender pic.twitter.com/iAXo0yPjPg
— さびている方のレア (@rea_itsuki) August 15, 2020
三角形のポリゴンが最もメジャーということですが、これは3点で平面が定義されるので当然といえば当然で、下手に点を増やすと(私が素人なので)歪みました。
この平面にテクスチャーを貼ることによって細かな凹凸などの質感を表現できるらしく、本体(ポリゴン)のタイプを変えるというのはかなり納得です。
やはり、自分が経験してみて実感できることは多いですね。
普段は新しい語彙が入ることで世界が再分節されることが多いですが、これは造る側になって見えるようになるという経験でした。
図鑑説明と設定
“This Pokémon was created using the cutting-edge science of 20 years ago, so many parts of it have since become obsolete.”
“このポケモンは20年前の最先端の科学を使って作られたので、その大部分がそれから旧式になってしまった。”
20年前というとWindows 2000の頃ですね。それはまあ古いとわかります。
私はXPから入ったキッズなのでその頃の技術には詳しくありません。
キリ番踏むと掲示板に書き込まなければならなかった覚えがあります。
最近は数年でも旧式とか言われるらしく(特にスマートフォン)、恐ろしい限りです。
ちなみに、最新アップデートのポリゴン2が『金銀』の1999年のように見せかけて、ポリゴン2自体にマイナーアップデートがされているようです。
そろそろ公式のメジャーアップデート(ポリゴン3)が期待されます。
さて、今週のポケモンはポリゴンでした。
もう英語要素皆無ですね。筆者が多趣味なので仕方ないのですが。
『雑記』というブログ名はこういうものの大義名分のためについています。
それでは、来週もまたよろしくお願いします。
参考文献
Wikipedia日本語版 ポリゴン テクスチャマッピング
Online Etymology Dictionary