Pokemon of the Week 177: Beldum

Beldumの名前の由来・設定考察

色違いの色が軒並みくすんで見えるのが3Dになってからの不満点です

Beldum
“The cells in this Pokémon’s body are composed of magnetic material. Instead of blood, magnetic forces flow through Beldum’s body.”

Pokemon Shield

詳しい内容は “続きを読む” から。

概要

第三世代で登場した、ダンバルです。

チャンピオン戦で進化後を目にし、クリア後まで入手できないという、敵専用に最も近い立ち位置にいたポケモンの一匹です。

この形態では技をほとんど(当時は全く)覚えず、600族の中でも屈指の大器晩成型です。

野生で登場させる予定がなかったからか適当に設定したとも思える低い捕獲率も特徴と言えます。

禁止伝説級の捕獲率に加えて反動技1つのみと、こだわりの強い人々を苦しめてきました。


名前の由来

Beldum (Iron Ball Pokemon)

Dumbbell “亜鈴” と思われます。

鉄アレイのアレイってこう書くのですね。

dumb-bell というのは「鳴らない鐘」で、明確ではないものの教会の鐘と関係するようです。

元々は現在のダンベルの形ではなく、鐘を鳴らすようにロープを引っ張って重りを持ち上げるものだったとも言われます。

しかし、実際の鐘のようには鳴らないので dumb “口の利けない” ということのようです。

日本語の亜鈴というのも大体直訳と言えます。

そもそも本当にダンバルがダンベルなのかも微妙なところです。

ですが、「鉄球」という分類名がダンベルにかなり一致するため、理由はともかくとしてかなり有力な由来と思われます。

結合部分

ダンバル族は、複数体が接続して最終的にメタグロスになるという系列です。

謎のダンベルという名前を見るとメタグロスから逆算しただけのポケモンにも見えますが、デザインには面白い点があります。

ダンバルの目の部分は、おそらく別のパーツをはめて動かせる穴のようにデザインされています。

プラモデル(というよりかはもっと安めのもの)の関節部分のようなイメージです。

また、メタグロスの姿を見てみると、実際にこの頭の部分から棒が伸びて円盤と接続していることが見て取れます。

この結合部分では、ダンバルの頭だった部分から伸びた棒の両端に球体がついており、ダンバルよりよほどダンベルの形をしているのがわかります。

おそらく、この「頭から棒が伸びる」もしくは「頭の後ろに収納された棒が伸びる」ギミックまで含めてダンバルの名前なのでしょう。

メタグロスを例にしましたが、メタングでもこの点は同様です。

どこから出てきたのかわからない体に目が向きがちですが、意外とちゃんと合体しているようです。


図鑑説明と設定

“The cells in this Pokémon’s body are composed of magnetic material. Instead of blood, magnetic forces flow through Beldum’s body.”

“このポケモンの体の細胞は、磁気を帯びた物質で構成されている。血液の代わりに、ダンバルの体には磁力が流れている。”

むしろ細胞という概念があったのですね。

血液には鉄分が含まれるとすると、磁力で血液を操作することができそうな感じもします。

しかし、実際には体内の鉄分のほとんどは酸化して磁力の影響を受けない状態になっているそうです。

ただ、MRIレベルの磁力を発すると、若干の影響は見られるらしいです。

一方、通常の磁石では当然ながら血液に影響するには弱すぎとのことです。


さて、今週のポケモンはダンバルでした。

ラルトスとかダンバルとか、3Dになって輝きを失った色違いが多いです。

鮮やかな色合いがどこかの世代で復活することを期待しています。

それでは、来週もまたよろしくお願いします。

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参考文献

Bulbapedia
Online Etymology Dictionary
Quora

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