Pokemon of the Week 173: Swoobat

Swoobatの名前の由来・設定考察

バレンタイン直後に投げ売りされるチョコレートを買うのが生業

Swoobat
“Anyone who comes into contact with the ultrasonic waves emitted by a courting male experiences a positive mood shift.”

Pokemon Alpha Sapphire

詳しい内容は “続きを読む” から。

概要

第五世代のポケモン、ココロモリです。

いつものメンバーさえ新ポケモンに取って代わられた第五世代で、洞窟のコウモリ枠を担当しました。

コロモリたちはなつき進化であり、それとなくズバット系列が意識されています。

ハートスタンプという専用技に見えるけれどもそうではないものを持っていましたが、最新世代では没収されました。

特性・たんじゅんを持ち、現状唯一ダイマックス技の上昇を倍化できる種族です。

基礎能力こそ高くないものの、真似のできない個性になっています。


名前の由来

Swoobat (Courting Pokemon)

Swoon “夢中になる” + Bat “蝙蝠” と思われます。

swoon は現在ではかなり文語的な表現とされています。

日本語版と同様の進化による名前の変化が、こちらにも見られます。

進化前のコロモリは Woobat であり、こちらはこちらで woo “求婚する” という単語を含んでいます。

日本語の「コロ」とは?という名前より、それぞれが独立して意味を持っていると言えそうです。


図鑑説明と設定

“Anyone who comes into contact with the ultrasonic waves emitted by a courting male experiences a positive mood shift.”

“求愛中の雄に発された超音波を浴びた者は皆、好意的な気分の動きを感じる。”

感情に干渉するタイプのエスパーです。

court というのは日本語にするとかなりの量の意味が出てくる多義語になります。

元々はラテン語 cohort で、この時点で多義語だったようです。

この単語自体は co “共に” + hortus “庭” という構成になっています。

ここから、宮廷(に仕える者)、仕切られた土地、という意味になるようです。

前者はフランス語経由で英語にほぼそのままの意味、後者はテニスなどの「コート」として日本語まで入ってきています。

さらに転じて、かつては司法が君主の元で行われたことから「裁判所」となります。

現在ではこの意味が最も良く使われているように思います。

また、宮廷での人間関係から転じたようで、「機嫌を取る」「求愛する」という動詞になっています。

同音異義語の集合ではなく、一つの語からここまで転ずるのは驚異です。


さて、バレンタインの今日はハートのポケモンです。

貧乏人なので高級チョコより雑に補給に使える安いものの方が有益な気がしています。

ロマンチックさを求める人とは相容れないかもしれません。

それでは、来週もまたよろしくお願いします。

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参考文献

Bulbapedia
Online Etymology Dictionary
Wiktionary

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