Pokemon of the Week 198: Spectrier

Spectrierの名前の由来・設定考察

お盆休みというものがあるらしい

Spectrier
“As it dashes through the night, Spectrier absorbs the life-force of sleeping creatures. It craves silence and solitude.”

Pokemon Shield

詳しい内容は “続きを読む” から。

概要

第八世代DLCの準伝説、レイスポスです。

対になる白馬のブリザポスとどちらかを選択して手に入れることになります。

典型的な特殊高速アタッカーですが、技範囲には恵まれません。

ゴーストの割に搦め手も少なく、使える妨害技はおにびくらいです。

主を乗せた黒馬バドレックスは強力なため、こちらも合体してこそと言えるかもしれません。


名前の由来

Spectrier (Swift Horse Pokemon)

Specter “亡霊” + Destrier “軍馬” と思われます。

destrier は中世の軍馬のうち、最上級のものに対する呼び名だそうです。

そのため、特定の品種に付けられた名前ではありません。

specter については、ラテン語の「外見・見せかけ・幽霊」から派生してきた語です。

イギリス式の綴りだと spectre となります。

日本語名の方は、Wraith “幽霊” + Hippos “ギリシア語:馬” と言われています。

こちらもほぼ同義の名前と言えます。

ガラルがイギリスモチーフであることを踏まえ、wraith はスコットランド由来の霊というのに一応言及しておきます。


図鑑説明と設定

“As it dashes through the night, Spectrier absorbs the life-force of sleeping creatures. It craves silence and solitude.”

“夜を駆けながら、レイスポスは眠る生き物の生命力を吸収する。静寂と孤独を求める。”

『夜に駆ける』という歌が最近(?)ありましたね。

目的語的な要素が「に」を取っているのが面白いところです。

直感としては非対格動詞(「行く」「着く」)が「に」を取るように思います。

多分、調べれば分析が出てくるはずです。

設定面の話をすると、mare “雌馬” という語と、mare “夢鬼/悪夢” という語があります。

それぞれ別源の語ですが、現在では同じスペルになります。

nightmare “悪夢” といった場合は後者です。

ですが、言葉遊び的に夢鬼を馬の姿で描くことも多いらしく、この設定はそれを反映していると思われます。

精霊馬

お盆になると、キュウリやナスに割り箸などを刺して動物に見立てて飾る地域があります。

精霊馬と呼ばれる風習で、故人が彼岸と此岸を行き来するための乗り物となるという考えです。

キュウリは此岸に来る際に乗る馬、ナスは彼岸に戻るときに乗る牛と考えられています。

故人の送り迎えには地域ごとに風習があり、迎え火/送り火や、灯籠流しなどが他に有名です。

お盆自体は本来7月に始まるもので、七夕は盆の始まりの行事だったとも言われます。

ですが、新暦の7月半ばは農繁期と重なることから8月に行うのが一般化したそうです。

東北地方などの農業スケジュールが違う地域では、現在も7月に行うことがあるとのことです。


さて、今週のポケモンはレイスポスでした。

精霊の馬、というイメージですよね。

ナスに見えたわけでは…ないです…

それでは、来週もまたよろしくお願いします。

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参考文献

Bulbapedia
Wikipedia
Wikipedia日本語版
Online Etymology Dictionary specter mare

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