Pokemon of the Week 197: Kabuto

Kabutoの名前の由来・設定考察

…解説すること、ある?

Kabuto
“While some say this species has gone extinct, Kabuto sightings are apparently fairly common in some places.”

Pokemon Shield

詳しい内容は “続きを読む” から。

概要

初代から登場する、カブトです。

化石から復活するポケモンの元祖で、オムナイトと選択になります。

『金銀』では、アルフのいせきにアンノーンを出現させるパズルの絵柄の1つでした。

が、絶妙に似通った絵柄のパネルがあり、それが入れ替わって気づかないことがあります。

個人的な経験かと思っていましたが、割とよくある案件らしいです。


名前の由来

Kabuto (Shellfish Pokemon)

カブトガニ です。

日本語名も同じです。

フランス語もドイツ語もイタリア語も同じです。

はい。

カブトガニ

カブトガニは鋏角亜門に属する、生きている化石とも呼ばれる生物の一種です。

鋏角亜門と言うと、クモやサソリなどの類です。

英語では Horseshoe Crab (蹄鉄蟹)と呼ばれます。

日英どちらでもカニという名前ですが、カニは甲殻類なので遠く離れた種です。

日本の種(「カブトガニ」)は、瀬戸内海や九州北部などの地域に生息しています。

単眼と複眼の二対の目を持つのが特徴で、カブトのデザインにも表れています。(流石に両方腹側ですが)

人間との関わりとして、血液(に相当する液体の)成分が重要な試薬になることが挙げられます。

重篤な免疫反応を起こす可能性のある細菌由来の物質に反応するため、医療現場で用いられています。

この血液は銅の成分も含んでいるらしく、酸化することで青色になります。


図鑑説明と設定

“While some say this species has gone extinct, Kabuto sightings are apparently fairly common in some places.”

“この種が絶滅したと言う人もいるが、どうやらカブトの目撃例は一部の場所ではそれなりによくあることのようだ。”

そもそもカブトガニは絶滅生物ではありません。

『クリスタル』の図鑑には3億年前という記述があります。

これは大体三葉虫が絶滅した頃なので、三葉虫もモデルの1つと言う人もいます。

絶滅種ではないことは気にされていたのか、『金銀』の時点で現代にも目撃例があることが示されていました。

その後、「冠の雪原」では実際に野生の姿が登場しました。

とはいえ、他の化石ポケモンも歩いているなど特殊な環境のため真の意味での現生個体と言えるかは微妙です。


古代生物、良いですよね。

意外と同意が得られないのが悲しいです。

古代生物の布教活動しようかと思います。

それでは、来週もまたよろしくお願いします。

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参考文献

Wikipedia カブトガニ 三葉虫
環境省
Chem-Station

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