Pokemon of the Week 304: Klefki

Klefkiの名前の由来・設定考察

人生が下手なのでよくカードキーを置いてきてインロックします

Klefki
“This even-tempered Pokémon has a habit of collecting keys. It will sneak into people’s homes to steal their keys.”

Pokemon Sun

詳しい内容は “続きを読む” から。

概要

第六世代で登場した、クレッフィです。

鋼/妖の優秀な複合タイプであり、補助に優れた性能を持ちます。

補助技を先制で撃てるいたずらごころは、単体での戦法も可能としていました。

いばる+でんじは+みがわりという構成によってほぼ全ての相手に運任せの勝利を狙えることから、極めて評判の良くなかったポケモンでもあります。

現在では様々な調整が入ったことから分が悪くなりましたが、その尖った性能自体は健在です。


名前の由来

Klefki (Key Ring Pokemon)

Clef “仏語:鍵” + Key “鍵” のように見えます。

フランス語自体は、初登場のカロスのモチーフを考えるとある程度自然です。

ただ、これだとどちらも同じ意味で完全に被ってしまっています。

面白い指摘としては、Κλέφτης “ギリシア語:盗人” を含むというものがあります。

アルファベットにするとkleftisだそうです。

英語としてもフランス語としてもやや異質なKのスペルが回収できるということになります。

(大事な)ものを隠す妖精、というのはやはりよく見られる伝承のようですが、名前から盗人だとするとそもそも悪質なポケモンとしてデザインされているのでしょうか。


図鑑説明と設定

“This even-tempered Pokémon has a habit of collecting keys. It will sneak into people’s homes to steal their keys.”

“この穏やかなポケモンは鍵を集める習性がある。人々の家に忍び込んで鍵を盗む。”

やはり盗人ということでいいのですかね。

even-tempered というのは落ち着いている、とか冷静である、といった訳語が多いですが、この場合だとマイペースな、くらいの感じでしょうか。

内容としてはまさに盗人猛々しいという感じですが……

しかも金属成分を吸い取るようなので取り返しても鍵にダメージが残りそうです。

悪し様に言われていたのは対戦でのイメージのせいかと思えば、割と設定の段階で悪質なポケモンだったのですね。

一応、重要な鍵を預けて守ってもらうという利用の仕方もあるそうです。


さて、今週のポケモンはクレッフィでした。

悪意ではないが結果的に大迷惑、というのはある意味自然神や妖精らしいのかもしれません。

ただしいばみがは悪意でしかないので一生許せないと思います。

それでは、来週もまたよろしくお願いします。

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参考文献

Bulbapedia

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