Pokemon of the Week 351: Marshadow

Marshadowの名前の由来・設定考察

リサーチを事前に全理解していないとエネルギーがギリギリなの以外はいいイベントでした

Marshadow
“It slips into the shadows of others and mimics their powers and movements. As it improves, it becomes stronger than those it’s imitating.”

Pokemon Ultra Sun

詳しい内容は “続きを読む” から。

概要

第七世代の幻のポケモン、マーシャドーです。

格闘/霊という特徴的な複合タイプは、攻撃面の補完に極めて優れます。

今回の『GO』登場が実に3回目の入手機会という、幻の中でもかなり希少な部類に入るポケモンです。

尖った性能はあまり持たないことも多い幻の中では戦闘力も高く、入手機会に対して需要がかなり高いと言えます。

専用技・シャドースチールは、相手の能力上昇を奪ってから攻撃するという、例を見ない極めて優秀な技になっています。


名前の由来

Marshadow (Gloomdweller Pokemon)

Martial Arts “格闘技” + Shadow “影” と思われます。

影に沈んで潜んでいる様子から、marsh “沼地” ももしかすると含まれるかもしれません。

さらに、初登場世代のアローラのモデルであるハワイに、nightmarchers という伝承があるそうです。

意外と少ない、現地の風土を反映しているタイプの幻です。

ハワイ語では huakaʻi pō と呼ばれる死者の戦士たちの行進で、目にした者は命を奪われるとされています。

ただし、戦列に先祖が含まれていたら見逃してもらえるという、情があるのかないのかわからない性質が語られています。

ハワイ語の は夜・暗闇といった意味らしく、『ゼルダの伝説』に登場するポウ(いくつかの表記揺れ)はここから来ているのかもしれません。

図鑑説明と設定

“It slips into the shadows of others and mimics their powers and movements. As it improves, it becomes stronger than those it’s imitating.”

“他者の影に潜り込み、その力や動きを真似る。上達すると、真似している者よりも強くなる。”

影に潜るものの、やっていることは特殊能力による模倣ではなく反復練習による武術の修練に近いのでしょう。

映画では試練を与えるかのような役回りでしたが、設定上はあまりゴーストらしくない、霊体を持つ格闘家です。

マーシャドーの使う格闘技が何なのかは明示されていませんが、文字通りのシャドーボクシングということになるのかもしれません。

現地の伝承も含めて色々な要素が組み合わせられており、なかなか凝ったデザインをしているポケモンです。


さて、今週のポケモンはマーシャドーでした。

第五世代までの幻が何らかの形で常設入手できるようになっている一方で、そうでないものは配信機会も減って希少化していますね。

常設化自体はありがたいので、今後拡大していってほしいですね。

それでは、来週もまたよろしくお願いします。

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参考文献

Bulbapedia
Wikipedia

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