Pokemon of the Week 361: Greedent

Greedentの名前の由来・設定考察

序盤ノーマルは途中から色物にする縛りでもあるのでしょうか

Greedent
“Common throughout the Galar region, this Pokémon has strong teeth and can chew through the toughest of berry shells.”

Pokemon Shield

詳しい内容は “続きを読む” から。

概要

第八世代で登場した、ヨクバリスです。

1回進化の序盤ノーマルですが、合計値も他種より高めな上、不要な部分を切り詰めているため結構な耐久力があります。

遅すぎるためストーリーでは扱いにくいものの、弱点が少ないノーマルなのもあり対峙したときに割と苦労するタイプの相手です。

きのみの木を揺らすことにより落ちてくるポケモンでもありました。

持っているきのみを条件無視で発動するほおばるを当時は専用技としており、特性も両方きのみに関連しています。


名前の由来

Greedent (Greedy Pokemon)

Greed “貪欲” + Rodent “齧歯類” と思われます。

その通りなのですがほぼ悪口に聞こえますね。

日本語と同じような組み合わせながら、それぞれの語に可愛げがないためネガティブな面が目立ちます。

rodent はラテン語 rodens から来ています。

元々「かじる」と言った意味のため、dental などとは繋がりがありそうですが、正確な源まで特定しきれませんでした。


図鑑説明と設定

“Common throughout the Galar region, this Pokémon has strong teeth and can chew through the toughest of berry shells.”

“ガラル地方に広く生息しており、このポケモンは最も硬いきのみの殻でも噛み通すことができる頑丈な歯を持っている。”

相変わらず『剣盾』のテキストは訳しづらいですね。

野生できのみ以外を食べるのかは不明ですが、どんな種類でも食べるようです。

頬袋ではなく尻尾に食物を溜め込んでおり、ダメージモーションで溢れるという小ネタがあります。

イギリスには、代表的に2種類のリスが生息しているそうです。

1つが外来種の grey squirrel、もう一種が絶滅の危機にある red squirrel です。

進化前のホシガリスが灰色、ヨクバリスが茶色なのはおそらくそれぞれに対応しています。

外来のリスは樹木を損傷させるため、駆除の活動も行われているそうです。

古くから生息している方の red squirrel は、住処を追われる立場のようです。

ポケモンとしてはどちらも同等以上に迷惑ですが、実際には進化前のモデルの方が問題になっているということになります。

現実には力関係が逆ではあるものの、元々生息していた方が進化後、というのは地域柄を表す表現としては良いかもしれません。


さて、今週のポケモンはヨクバリスでした。

割り切った数値も含めて、かなり役割が明確になっているポケモンですね。

敵としては迷惑ですが、キャラクターとしては嫌いではないです。

それでは、来週もまたよろしくお願いします。

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参考文献

Bulbepdia
Wikipedia Red squirrel Eastern gray squirrel

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