Pokemon of the Week 377: Scrafty

Scraftyの名前の由来・設定考察

成人式が荒れるのって地域的なものなのでしょうか

Scrafty
“This Pokémon may be rude, but it takes very good care of its family, its friends, and its turf.”

Pokemon Ultra Sun

詳しい内容は “続きを読む” から。

概要

第五世代で登場した、ズルズキンです。

初めて登場した悪/闘の複合で、砂漠地帯での出現だったのもあり初見でタイプの判別は困難です。

現在では圧倒的な性能を持つ一撃ウーラオスとタイプが競合しますが、主にダブルを中心に独自の強みを持っています。

特性・いかくに加えてねこだまし、ファストガードといった支援向きの小技を多く習得するというのがその個性の中心です。

いかりのまえばやりゅうのまいなどシングルでも活かせる希少技も持っており、見た目以上にかなり器用なポケモンです。


名前の由来

Scrafty (Hoodlum Pokemon)

Skin “皮” + Crafty “ずる賢い” と思われます。

Scraggy “痩せこけた” という語もあり、これは実は進化前のズルッグの名前と完全に一致します。

確かに内側のトカゲの体は痩せ型ですが、それを主な要素としたポケモンではないように思うので skin のスペルを自然になるように崩している方が妥当に思います。

分類名の Hoodlum は一種の「チンピラ」を表す語のようです。

カリフォルニアのあたりを発祥とすると言われています。

語源についてはよくわかっていないそうですが、ここでは hood “頭巾” とかかっていて大変上手い使い方です。


図鑑説明と設定

“This Pokémon may be rude, but it takes very good care of its family, its friends, and its turf.”

“このポケモンは無作法かもしれないが、家族や仲間、そして縄張りのことはとてもよく面倒を見る。”

ステレオタイプ的な「地方のヤンキー」といった感じです。

他の説明文では、特定の縄張りを一生出ないということも書かれています。

脱皮の途中で脚の方に残っている皮が着崩したズボンのように見えるなど、これもかなり象徴的な「ヤンキー」のデザインです。

アメリカのニューヨークをモチーフにしているはずの第五世代、やたらと日本的なデザインのポケモンが多いですね。


さて、今週のポケモンはズルズキンでした。

私はこういう威圧的な人々は苦手ですが、それはそれで1つの文化なのでしょうね。

タバコとか投げつけてくるのは勘弁してほしいです。

それでは、来週もまたよろしくお願いします。

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参考文献

Bulbapedia
Online Etymology Dictionary

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