Pokemon of the Week 421: Drapion

Drapionの名前の由来・設定考察

なんか前回より色違い確率低くありませんでした?

Drapion
“It’s so vicious that it’s called the Sand Demon. Yet when confronted by Hippowdon, Drapion keeps a low profile and will never pick a fight.”

Pokemon Shield

詳しい内容は “続きを読む” から。

概要

第四世代で登場した、ドラピオンです。

『DP』発売前に先行公開されたポケモンの一種類で、イベントなどで利用された特別な体験版でも使用することができました。

この世代が初登場だった毒/悪の複合は弱点が地面しかない、非常に防御面で優秀なものの1つです。

同期のスカタンクともども、ストーリーで戦う上では処理に困ることも多いです。

進化前が毒/虫であるからか虫四天王の手持ちにもいますが、同世代の炎四天王の手持ちを見ると大した問題ではなさそうです。


名前の由来

Drapion (Ogre Scorp Pokemon)

Dragon “ドラゴン” + Scorpion “蠍” のような気がします。

Scorpion は確定ですが、前半はいくつかの可能性が考えられます。

Drastic “激烈な” や、Dracula “ドラキュラ” が候補として挙げられています。

何らか力強さを示す語が前半に来るものと思われます。

Dracula はなくもなさそうとはいえ、同期のドラピオンと完全にモチーフが被るので流石にそれを意識したデザインではないものと思われます。


図鑑説明と設定

“It’s so vicious that it’s called the Sand Demon. Yet when confronted by Hippowdon, Drapion keeps a low profile and will never pick a fight.”

“「砂の悪魔」と呼ばれるほど凶暴である。しかしカバルドンと出会うと、ドラピオンは目立たないようにして決して喧嘩を売ろうとしない。”

初出では湿地帯に生息していましたが、モチーフからかいつの間にか砂地のポケモンにされています。

『XY』の時点でもまだ湿地寄りの分布だったため、『剣盾』からの特色のようです。

Keep a low profile “目立たないようにする” という表現が使われています。

Profile は原義が「輪郭線(を描く)」で、そこから「横顔」「概要」「目立ち方」となっています。

輪郭を薄くして背景に溶け込む、といったイメージが近いということになります。

ここでは凶暴ながら、相性の悪いポケモンに出会うと存在感を消すことになるといった意味です。

他の説明によると、猛毒を持つものの使うことはあまり好まず、腕力で戦うことにこだわっているようです。

こだわりを捨てればカバルドンとも善戦できる気がしないでもないです。

というか、砂地の強靭な地面ポケモンは軒並み相性が悪そうなので、やはり本来湿地帯の方が生息に適しているのではないでしょうか。

「ガラルでの観測によればそう思われている」という観点の説明文なのかもしれません。


さて、今週のポケモンはドラピオンでした。

こういうポケモンにこそメガシンカが必要なのではないでしょうか。

しかし今回はまあ、競合があのペンドラーでは、仕方ないですね。

それでは、来週もまたよろしくお願いします。

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参考文献

Bulbapedia
Online Etymology Dictionary

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