Swampertの名前の由来・設定考察
雨が降ると出歩きたくないです。
日が照っていても出歩きたくないです。
Swampert
Pokemon Ruby Version
“SWAMPERT is very strong. It has enough power to easily drag a boulder weighing more than a ton. This POKéMON also has powerful vision that lets it see even in murky water.”
翻訳・解説は “続きを読む” から。
概要
第三世代・ルビーサファイアの御三家、ラグラージです。
水・筋肉・(微妙に)二足歩行と秘伝技に有利な要素が詰め込まれています。
あとは羽も生えれば完璧でした。
水の通りの良さと自力で優秀技・じしんを習得するのもあり、ストーリーでの使い勝手は全世代でも随一かもしれません。
ORASからは雨で倍速になる特性・すいすいを得るメガを獲得し、キングドラに代わる雨エースとしても活躍しています。
名前の由来
Swampert (Mud Fish Pokemon)
Swamp “沼地” + Expert “熟練者” と思われます。
swamp は Minecraft のバイオームの1つにも存在します。
どことなく swim と形は似ていますが、どうやらかなり遡っても合流はしないようです。
swamp は「軟らかい」という意味の言葉から来ているのに対し、swim は「動く」の意の言葉から来ているそうです。
swim と同源から派生しているものには、「音」の sound と同形の「海峡/入江」、もしくは「水深を測る」という語があります。
比較的直球なネーミングなので他の要素も隠れているのではと疑いましたが、世界的にこのような構成らしいです。
日本語でも、Lagoon “潟” + Large “大きい” もしくは Raja “(インドの)支配者” と考えられます。
特にインドである必要はなさそうなので、large で取っていいと個人的には考えています。
フランス語などの他の言語でも、(水場関係の語) + (偉大/支配者) という形になっています。
図鑑説明と設定
“SWAMPERT is very strong. It has enough power to easily drag a boulder weighing more than a ton. This POKéMON also has powerful vision that lets it see even in murky water.”
“ラグラージはとても強い。1トン以上の重さを持つ巨礫を引きずるのに足る力を持つ。このポケモンは、濁った水の中でも見られるような強力な視力も持つ。”
very strong という異様に単純な文が1文目にありますが、これと2文目は日本語版では1つの文になっています。
翻訳の授業で原文で1文なのを分割したら苦言を呈されたのを思い出します。
ちなみに、この説明文ではないですが、住処は海水域であることが述べられています。
登場話を見る限り、アニメでも海で登場することになっている印象です。
「沼地」というと淡水のイメージが強いですが、名前の swamp は海水の湿地も指せます。
濁った水中というイメージとは反しながらも、砂浜に住んでいることも書かれています。
進化前を考慮するに元ネタも海水魚ですし、自然なことではあるかもしれません。
梅雨とはいえ、3週連続で水ポケモンになってしまい反省しています。
家から駅が30分弱かかるので雨や日照りは非常に外出に対して萎えます。
絶対に駅から近い場所に引っ越す決意をしています。
それでは、来週もまたよろしくお願いします。
参考文献
Bulbapedia
Online Etymology Dictionary swamp swim sound
WorldAtlas