Pokemon of the Week 90: Cloyster

Cloysterの名前の由来・設定考察

合宿前にみんなで生牡蠣を食べたことがあります。
無事に全滅しました。

Cloyster
“Its shell is extremely hard. It cannot be shattered, even with a bomb. The shell opens only when it is attacking.”

Pokemon Fire Red Version

翻訳・解説は “続きを読む” から。

概要

初代から登場する、パルシェンです。

当時は水が後天的に獲得する傾向にあり、最終進化しかいなかった氷タイプの一匹です。

勿論、初代四天王の一番手、氷使いのカンナの手持ちとしても見られます。

近年では屈指の高性能積み技・からをやぶるや、特性・スキルリンクと連続技の威力向上、物理水の安定技獲得と超強化されています。

ちなみに、なぜか赤緑のドットだけ上下開きでした。


名前の由来

Cloyster (Bivalve Pokemon)

Cloister “(人里離れた)修道院” + Oyster “牡蠣” と思われます。

cloister は、ラテン語の claustrum “閉じた場所” を語源とします。

宗教的に俗世間から隔たれた場所、として、修道院のことを表します。

転じて、教会建築などで中庭を囲む廊下、回廊のことも表すようです。

こちらも、外部からその空間を囲うことで切り離す意味合いがあるとされています。

なお、動詞として cloister “世間から隔離する” という用法も作られており、cloistered life “修道院生活” もあります。

修道院、回廊、というだけだとモチーフから離れますが、原義を踏まえると過不足ない秀逸なネーミングです。

Exeggutor についてもですが、初代のローカライズ班にはラテン語の教養のある人がいたのでしょうか。


図鑑説明と設定

“Its shell is extremely hard. It cannot be shattered, even with a bomb. The shell opens only when it is attacking.”

“その殻は常軌を逸して硬い。爆弾でさえ、砕くことはできない。殻は、攻撃している時にだけ開く。”

is attacking は近未来「攻撃しようとしている」でも訳せますが、検討の結果特にその必要はなさそうでした。

ナパーム弾とパルシェン

パルシェンといえばナパーム弾、という印象が強い人も多いのではないでしょうか。

上記の図鑑説明は初代のナパーム弾記述に対応するものですが、単に bomb と兵器名は述べられていません。

(参考:ポケットモンスター 赤・緑)
カラが ひじょうに かたく ナパームだんでも こわせない。こうげきするときだけ ひらく。

そもそもナパームとは、naphthenic acid “ナフテン酸” と palmitic acid “パルミチン酸” の混合物で、火炎放射器などに使われるらしいです。

粘性が高く継続的に燃え続け、消火が難しいと言われます。

つまり、そのものの破壊力というより炎による損害に重点を置いた兵器と言えそうです。

この性質を踏まえるに、この変更は強度の指標として単純にふさわしくなかったから、と考えられます。

ナパーム弾でも壊れない(が、酸欠になる)、が現実のように思われます。

もし兵器の名指し自体への配慮であれば日本語版でも修正されそうですが、こちらはサン版(2016)まで残っています。

説明を文字通りに受け取るのであれば、殻「は」壊れないのであって中身は焼き牡蠣になっている可能性もあります……


生牡蠣はバイオテロに発展するのでぜひ焼いてください。

余談ですが特防が分離する前の初代では特殊方面にもそこまで薄くはありませんでした。

今は薄いですし気づくと範囲が刺さっているのでしっかり燃やしていきたいです。

それでは、来週もまたよろしくお願いします。

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参考文献

Wikipedia Cloister Napalm
Online Etymology Dictionary

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