Pokemon of the Week 44: Landorus

Landorusの名前の由来・設定考察

WCSがやっているようですね。
ダブルは全くやらないし多忙で追えてもいないのですが…

Landorus (Incarnate Forme) 
“From the forces of lightning and wind, it creates energy to give nutrients to the soil and make the land abundant.”

翻訳・解説は “続きを読む” から!




概要

第五世代の準伝説、ランドロスです。

入手にはボルトロス・トルネロスの2匹を必要とし、初登場のときは図鑑完成に必要とされない特別枠でした。

バトル面ではBW2から追加された霊獣フォルムがあらゆるルールにおいて安定した活躍をしています。

USUMでは比較的入手が容易になったことから、登場以来シングル環境の頂点に君臨し続けたガブリアスを引きずり下ろし、地面タイプの頂点となりました。

2018/08/26現在、スペシャル以外のレート全てで使用率2位というオールラウンダーとなっています。


名前の由来

Land “土地” + Aeolus “アイオロス” のようです。

トリオ3匹の名前に共通する部分は -us だけのため、間の “or” の部分は音を滑らかに繋げる意図ではないかと思います。

日本語など語末が子音で終わることを許さない言語で、しばしば末尾のdにoが補われることに近い現象ではないでしょうか。

コピペは元ネタ準拠

-us についてはギリシア神話に由来して神格を表すと思われます。

日本語とも同時に考えたときに、この部分に対応するのは「ロス」です。

英語版Wikipediaの対応表を参照すると、ギリシア語で “os” となっている名前は英語で “us” に変化することがままあるようです。

この中に、rosあるいはrusで終わる名前も見られます。

Bulbapediaではギリシア神話の中から Aeolus “アイオロス” という名前を特に挙げています。

「アイオロス」という神はギリシア神話に3人おり、そのうちの素性の一つが風の神とされています。

さらに、これら3柱の同名の神は当時でさえ紛らわしかったらしく、古代の記録でさえ混同されているそうです。

これがランドロスらトリオがほぼ同じ姿をしている元ネタと考えられます。

手抜きではないのです。

なお、Pokemon Databaseでは -us を「雲の名前によく見られる接尾辞」としており、事実その通りなのでこれも可能性は十分にあると考えています。

ただ、日本語版の「ロス」の説明が難しいことと、-us は雲の名前に限らず学名によく見られる語末であることが微妙な点です。

何より、コピペとも揶揄される容姿とアイオロスの設定の整合性が完璧なのが問題です。


図鑑説明と設定

“雷と風の力から、土に栄養を与えて土地を肥沃にする力を生み出す。”

雨風が土地を肥やす、土着信仰が元になっているポケモンのようです。

前述のアイオロスの設定から考えると、自然災害と恵みは表裏一体、ということになるでしょうか。

第五世代はニューヨークをモデルにした舞台のわりに、空手着を着たポケモンだったり準伝説が風神雷神だったり四季があったりと妙に日本くさいです。

ついでに、ランドロスなど性別が固定のポケモンでも文章中の代名詞は He/She にはならず It になるようですね。

ポケモンである以上、図鑑説明には統一して It を使うという決まりなのでしょうね。

ちなみに、

Landorus (Therian Forme) 
“Lands visited by Landorus grant such bountiful crops that it has been hailed as “The Guardian of the Fields.””

“ランドロスに訪れられた土地はとても実りある収穫を約束するので、「田畑の守り神」として崇められてきた。”

サンムーン以来、メガシンカ含むフォルム違いのポケモンにはそれぞれ個別の説明文が用意されています。

しかし、残念ながらロスたちはSM以降に図鑑に登録される形で登場していないので、固有の説明文はまだ存在していません(上記はX/ORの図鑑)。

この姿に対する言及自体がまだ図鑑に存在しない現状なので、これからの作品に期待したいですね。


今回は、一般で解禁されているポケモンの中で屈指の性能を持つポケモン、ランドロスの記事でした。

ダブルでは独壇場のようですが、シングルの地面タイプはインチキでない性能のポケモンたちの群雄割拠でなかなか素敵です。

個人的には、DPリメイクでのガブリアス復権に期待したいところです。

それでは、来週もまたよろしくお願いします。

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