Pokemon of the Week 287: Ting Lu

Ting Luの名前の由来・設定考察

やたら元気のいい鳴き声表記がいいですね

Ting Lu
“The fear poured into an ancient ritual vessel has clad itself in rocks and dirt to become a Pokémon.”

Pokemon Scarlet

詳しい内容は “続きを読む” から。

概要

第九世代の準伝説ポケモン、ディンルーです。

パルデア北西部に埋められた杭を引き抜くことで封印が解かれ、自力での入手には入念な探索が必要になります。

専用特性・わざわいのうつわによって相手の特攻を問答無用で低下させるため、元々高い物理耐久と合わせて両面に鉄壁を誇ります。

攻速回復こそないものの、高火力一致のじしん、積み防止のふきとばし、相手のHPを半減させる準専用技のカタストロフィ、一撃必殺のじわれと技も優秀です。

その実力は本物のようで、前評判で騒がれるポケモンには珍しく、実際に極めて高い使用率を維持しています。


名前の由来

Ting Lu (Ruinous Pokemon)

鼎(dǐng) “中国語:(三脚の)大釜” + 鹿(Lù) “中国語:鹿” のようです。

東方から持ち込まれたという設定通りで、中国語ほぼそのままという安直なのに分かりづらい名前をしています。

4匹の中で、最も英語版表記と日本語版表記が近い名前をしています。

他の3匹は、漢字の前後が変わっていたり、別の字になっていたりするのでここまで似ていません。

流石に中国語ではそのままにはしないらしく、古鼎鹿(Gǔdǐnglù)と「古」が付与されています。

……別にあまり変わらないのでは?

英語版の表記の特徴として、現代の拼音では d と表記されるところを t と表記しています。

これは、有声音と無声音(pとb、tとdなど)を区別しない表記法と読み取れます。

どうやらこれは19世紀に西洋で中国語を表すために作られたウェード式と呼ばれる表記方法の特徴と似ているらしいです。

古い時代に東方から持ち込まれたとの設定に合致するような表記なのですね。


図鑑説明と設定

“The fear poured into an ancient ritual vessel has clad itself in rocks and dirt to become a Pokémon.”

“古代の儀式の器に注がれた畏れが岩と土砂を纏い、ポケモンになった。”

彼らは祭器に宿った悪意が形を為したものだそうですが、その感情はそれぞれで違います。

ディンルーは「畏れ」ですね。他3体は「恨み」「憎しみ」「妬み」です。

彼らはなんとなく属性と違う場所の、属性と違う色の祠に封じられています。

滝の奥の青い祠にいるイーユイ、氷雪地帯から遠く離れたところにいるパオジアンが分かりやすいですね。

王国滅亡級の厄災だったとされる彼らが、十全に能力を発揮できない土地にそれぞれ封じ込められたものだと考えられます。

土石を扱うディンルーは、面積の多くを湖が占める北西部の、陸の孤島同然の半島に押し込まれています。

草木を枯らすチオンジェンはやや無理がありそうですが、湿地や荒地の近くに配置されているようにも見えます。

この点は、今までの土着の伝説ポケモンが属性と呼応する土地にいる傾向にあったのと比べてみると面白いところです。

なお、パッケージ伝説もダイナミック外来種なため、現代パルデア由来の伝説ポケモンは今の所登場していないことになります。

テラパゴス種がそれらしいので、DLCに期待ですね。


さて、今週のポケモンはディンルーでした。

外来種の厄災が、土地由来のテラスタルと相性がいいのはなんとも皮肉ですね。

思い返すと、UBのビーストブーストもZ技と相性が良かったので恒例行事と言えるかもしれません。

それでは、来週もまたよろしくお願いします。

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参考文献

Bulbapedia
Wikipedia

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